スポーツ

中日「8年ぶり単独首位」の裏で進む立浪監督の「ビシエド放出計画」交流戦Xデー

 昨年まで2年連続最下位だった中日が、2891日ぶりにセ・リーグ単独首位に立った。

 4月9日のDeNA戦で全打点を挙げたのは、立浪和義監督が全精力を注ぎ込んで獲得した中田翔。自ら4番に指名した大砲は、ランナーがいる場面で連続タイムリーを放つと、「こういう試合を積み重ねていけたら」と満足げに語った。球団関係者が言う。

「昨年、巨人との複数年契約を自ら破棄して、中日のオファーに乗った。巨人ならスタメンどころか、2軍暮らしになっていた可能性が高いですね。この世の春を、今まさに迎えている。野球人としては、最高の時間を過ごしているでしょう」

 一方で、中田が守る一塁のポジションを追われたのは、昨年までずっとスタメン出場していたダヤン・ビシエドだ。球団関係者が悩ましい表情で続ける。

「家庭の事情で開幕前に帰国し、現在は再来日していますが、ずっと2軍暮らしです。今後も中田が故障しない限りは、代打要員でさえ1軍昇格はない。それどころか、6月の交流戦に指名打者要員で1軍昇格させて、試合で動けることを他球団の編成担当にチェックさせる。それが終われば、トレードで放出する計画が浮上している。その時点で不足しているピースを獲得できれば、立浪監督にとってはこの上ないエサを他球団に与えることができます」

 家族全員が親日家となり、子供を名古屋市内の学校に通わせるビシエドの心中や、いかに。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」