元お笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭一(46)が、旧芸名「山本圭壱」として1月19日にお笑いライブを開催することが話題になっている。
山本といえば、06年7月に北海道函館市内で17歳の少女に酒を飲ませて暴行したとして書類送検された。後に和解して不起訴処分となったものの、所属していた吉本興業を解雇されて芸能活動を休止している。
その後は宮崎県内で肉巻きおにぎりの店員として働いたり、サーフィンのインストラクターをしたり、寺院で住み込みの修行をしていることなどが伝えられてきたものだ。
今回、山本は吉本興業と再契約を交わしたわけではなく、フリーの芸人として東京・下北沢の劇場でライブを開催する。料金は「投げ銭」として募るという。
「山本本人は事件を反省しつつも、以前からずっと復帰を望んでいました。過去にはレギュラー出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の新メンバーオーディションを受けたこともあった。そんな中、昨年には都内にほど近い神奈川県内のパンケーキ屋で従業員として働いているという情報もあり、『復帰が近いのでは!?』とウワサになっていたので、ついに勝負に出たなという印象です」(情報番組スタッフ)
このニュースに元相方の加藤浩次をはじめ、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳ら後輩芸人たちがすぐさま反応し、復帰にエールを送るなど、芸人仲間の間では歓迎ムードが強いようだが、その一方で山本の置かれている状況は決して明るいわけではないようだ。
「芸人仲間はサポートする気満々ですが、古巣の吉本興業内部では厳しい意見も多い。吉本はクライアントとの関係をとくに大切にしていますからね。所属させた結果、世間を騒がせた山本に対するバッシングが会社全体に飛び火するのを嫌がっているんです。シビアな話、吉本にしてみれば、リスクを抱えたロートルをわざわざ雇うより、才能のある若手を育てたほうがうま味は大きいでしょう。フリーで活動する山本の様子をしばらく見て、リスク以上にメリットのほうが大きいと考えれば再び契約を結ぶ可能性もありますが、ハードルはかなり高いと思いますよ」(放送作家)
山本が完全復帰を果たす日は来るのか!?