大手出版社の集英社が「週刊少年ジャンプ」の新たな漫画賞「ジャンプスポーツ漫画賞」を立ち上げる。審査員にはメジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平も参加するのだから、驚きだ。
集英社は大谷の起用について、最高のスポーツ選手であることが決め手だったと説明。オファーに対し、大谷サイドは快諾したというが、やはり気になるのは、どれほどの費用がかかるのかということだろう。さる広告代理店関係者によれば、
「今回とは別のコメント依頼をしたところ、3桁は下らないギャラが発生することが判明。クライアント側と真剣に協議があったという話を聞いたことがある」
ある程度、編集部サイドで作品を選ぶにしても、
「それに割く時間はコメントよりも長いでしょうから、相当な金額になるのではないか」
と、先の広告代理店関係者は推察する。
ちなみにアスリートに関しては、趣味趣向に関するオファーであれば、激安のギャラで引き受けるケースもある。
「大谷と同じように漫画のインタビューとか、グラビアアイドルが来てくれるものとかは受け入れられやすいですね。中身がそれほど濃くなくても、本人は超ご機嫌で対応してくれます。五輪で活躍した選手にも、同じ傾向を見てとれます」(前出・広告代理店関係者)
「大谷超え」のアスリートは見つかるのだろうか。