スポーツ

大谷翔平「メジャー三冠」を阻む3大ライバル(2)同僚のベッツがMVPを狙う!

 打点王タイトルを争うライバルは、オズナになりそうだ。

「今季は今のところフィリーズの後塵を拝していますが、ブレーブスは昨季までに6年連続東地区1位の強豪。そのチームにおいて主に5番打者を務めるオズナは打点を稼ぎやすい。本塁打が落ちても、打点は伸ばしてきそうです」(友成氏)

 また、頼もしい味方でありながら、ライバルになりそうなド軍の同僚選手も。

「1番ベッツ(31)、2番大谷、3番フリーマン(34)のMVPトリオは出塁率が高く、その後に控えるT・ヘルナンデス(31)の打点が伸びています。波のあるタイプですが、シーズン終盤まで好調をキープできればタイトル争いに加わってきてもおかしくない。また、ベッツも強力な対抗馬でしょう。去年、先頭打者で107打点を叩き出しています。ベッツに関してはさらなる打撃成績向上を予感させる理由もある。彼はもう一度、シーズンMVPを獲りたいんですよ」(友成氏)

 どういうことか。友成氏が続けて解説する。

「MVPの大きな指標となるのがWAR(勝利貢献度)です。打撃、守備、走塁とすべての成績が関わる総合評価値ですが、これはその選手の守備位置別で補正値が入るんです。ベッツは今季、外野からショートにコンバートされましたが、これは本人の希望によるもの。キャッチャーを除く野手で、最もプラスの補正値が与えられるのがショートだからです」

 ズバリ目標を定めて打ちまくるベッツと切磋琢磨するべく、大谷に求められるのは、低調な得点圏打率を向上させることだろう。

 また同じ理屈で、首位打者争いにおいても、ベッツの名前が浮上してくるという。

「ベッツは今季、開幕から打ちまくりましたが、本来は典型的なスロースターター。オールスター前後の7月から徐々に調子を上げていくタイプ。現時点のリーディングヒッターは、1対4の大型トレードで5月にパドレスに入団した2年連続首位打者のアラエス(27)ですが、私はベッツの方が最大のライバルになると思います」

 こう語る友成氏は「最終的な攻防ラインは3割1分前後」と予想する。昨年3割4厘の大谷にとっては、決して高くないハードルだろう。

 MVPイヤーの6月成績は13本(21年)、15本(23年)とホームランを量産した大谷。6月の「大花火」連発こそが三冠王への大きな橋頭堡となる。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人「3A首位打者モンテス獲得」で急浮上した守備位置戦争「坂本勇人が遊撃手に戻る」緊急事態が!
2
離婚裁判中の三船美佳に飛び出した「神田正輝と大阪密会」まさかの報道/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史
3
来春NHK朝ドラ「あんぱん」ヒロイン今田美桜に群がる「不適切な視聴者」
4
中日・門倉健コーチ「謎だらけの失踪劇」で語られたYouTubeでの釈明/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
5
祝☆喜寿!ひし美ゆり子「幻のエッセイ」秘話インタビュー(2)