スポーツ

「オレは天才」と言い切る元ソフトバンク・松田宣浩が「熱男」を始めた時の「冷たい視線」

「現役時代、俺って天才って思った瞬間がある」との質問に、自信を持って「YES」と答えたのは、あの「熱男」だった。

 主にソフトバンクで活躍し、昨シーズンを限りに巨人でユニフォームを脱いだ松田宣浩氏がYouTubeチャンネル〈ダグアウト!!!〉に出演すると、「YES」の理由を次のように語っている。

「ホームランを楽しみに観に来てくれるお客さんもいるけど、ホームラン打った後の『熱男』であったり、ヒーローインタビューの時の『1・2・3、マッチ!』とか、そういうのある時に、俺って天才だなって」

 球界の「熱男」として広く認知されるようになった松田氏だが、初披露時には観客席、チームメイトから「こいつ、何しよんや?」と冷ややかな目で見られることに。

「1回で終わるよりも、これを続けたい、広めたいと思って、野球で結果を出すしかないっていう責任感は生まれたんですよ。ホームラン1本で『熱男』しても『何や、こいつ』って言われるじゃないですか。『熱男』を始めた時はシーズン35本のホームランを打てて、(自分に)プレッシャーかけながら野球してましたね」

 2015年、松田氏は35本塁打、94打点の自己最多記録を残している。

「熱男」はそもそも「どんな時も決して諦めず、前向きに、情熱的に突き進む」との意味合いを込めて、ソフトバンクが打ち出した2015年のスローガン。当初は「ダサい」「カッコ悪い」と評判はよくなかったが、工藤公康監督の就任1年目にしてリーグ優勝、日本一に輝くと、「ソフトバンクナインは全員、熱男だった。感動をありがとう」と、世間の反応は一転した。

 ソフトバンクが常勝気流に乗り出した頃の、松田氏の「熱男~!」が懐かしく甦った。

(所ひで/ユーチューブライター)

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