スポーツ

「落合博満との不仲説」真相を日本ハムOBが懺悔告白!「ふざけんな」「お前、アホか」の結末

「今となりゃ、なんであんな三冠王の人に、そんな向かっていっちゃったのかなって…」

 元日本ハムの野球解説者・広瀬哲朗氏が、同じく野球解説者・高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉で、3度の三冠王に輝いた大打者・落合博満氏との「不仲説」に言及した。

 広瀬氏は1985年ドラフト1位で日本ハムに入団。1992年のシーズン守備率9割9分1厘は当時、遊撃手としてのパ・リーグ新記録だ。

 1993年、1994年はベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得する活躍で、オールスターゲームにも出場した。

 そんな守備の名手が三塁にコンバートされて間もない1996年のシーズンオフに、巨人から移籍してきたのが落合氏だった。「DHだろう」と楽観視していた広瀬氏だったが、落合氏は守備に就かなければリズムがつかめないからと、一塁手に。それまでの一塁手・片岡篤史氏(現・中日ヘッドコーチ)が三塁に移る。その結果、ベテランの広瀬氏は玉突き的に押し出され、ポジションを奪われる形になった。

「悔しくて、ふざけんな、と思って」

 広瀬氏は若手の金子誠氏と張り合い、金子氏のポジションである二塁をコーチに懇願。それを見かねた落合氏からは、こんな言葉が。

「お前、アホか。もういい年やで。俺と一緒にのんびり開幕に向って散歩すりゃいいんだ」

 広瀬氏が苦笑しながら振り返る。

「ガンガンやっちゃって、それで股関節やっちゃったんですよ。今だったら『そうっすね~』とか…」

 1998年になると、故障のため1軍はおろか、2軍でも出番がほとんどなく、広瀬氏はこの年を限りで引退した。

 引退後、解説者となった広瀬氏が各球団回りをしていると、当時の巨人・原辰徳監督から「落合さんとお前、仲悪いのか」と質問されたという。噂が広まっていたのだ。

 広瀬氏の一本気と負けず嫌いが顔を出した結果の事態だったのである。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    「男の人からこの匂いがしたら、私、惚れちゃいます!」 弥生みづきが絶賛!ひと塗りで女性を翻弄させる魅惑の香水がヤバイ…!

    Sponsored

    4月からの新生活もスタートし、若い社員たちも入社する季節だが、「いい歳なのに長年彼女がいない」「人生で一回くらいはセカンドパートナーが欲しい」「妻に魅力を感じなくなり、娘からはそっぽを向かれている」といった事情から、キャバクラ通いやマッチン…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    今永昇太「メジャー30球団でトップ」快投続きで新人王どころか「歴史的快挙」の現実味

    カブス・今永昇太が今季、歴史的快挙を成し遂げるのかもしれないと、話題になり始めている。今永は現地5月1日のメッツ戦(シティ・フィールド)に先発登板し、7回3安打7奪三振の快投。開幕から無傷の5連勝を飾った。防御率は0.78となり、試合終了時…

    カテゴリー: スポーツ|タグ: , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
勝手に中日へ出ていった中田翔が「大不振2軍落ち」で「巨人がひと安心」の内情
2
「門脇誠より劣る」泉口友汰を起用の巨人・阿部監督に宮本慎也が「異議あり!」直言
3
中日・門倉健コーチ「謎だらけの失踪劇」で語られたYouTubeでの釈明/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
4
三浦知良が明かした「オフト監督への仰天要求」と岡田監督との「関係悪化」
5
魅惑のドリブラー!浦和レッズ「本間至恩」獲得情報に歓迎ムードがゼロなのはなぜか?