好みの同性俳優たちを物色しては、実際に手を出してきた民放キー局Xの男性ドラマプロデューサーN氏。彼がその思いを遂げることができるのは、絶大なキャスティング権を有するからだ。
「『このドラマに使いたいんだけど、どう?』なんて迫られたら、チャンスの少ない若手は話に乗ってしまうこともあるでしょう。とある売れない俳優は『枕営業』と割り切って一時期、N氏と恋人のような関係を築いていたともいいます」(X局関係者)
Nプロデューサーは局内でも若い社員に手を出すことがたびたびあるそうだが、「被害者」はその権力にひれ伏して、大きな問題にはされてこなかったという。中にはN氏と関係を深めて以降、結果的に出世した人物もいるというのである。
しかし、N氏にきっぱりと「ノー!」を突き付けた俳優もいた。芸能プロ幹部が語る。
「Nはかつての人気俳優Mとの情事を動画撮影した際にもそうしたように、口で奉仕させるのが大好きなんです。つまりは支配することが、彼の悦楽のポイントなのではないでしょうか。ところが、大手事務所を独立した経験を持つイケメン俳優Yと2人きりで飲んだ際には、違った展開になったそうです。単刀直入に『主役にしてやるからヤラせろ』というような迫り方をしたらしいのですが、Yに毅然とした態度で『ふざけんな!』と怒鳴りつけられてタジタジ。あっさり逃げられたといいます。相手が強気に出たら、途端に弱くなるんですかね(笑)」
N氏は場合によっては睡眠薬を持ち出すがあったと、過去の記事で触れたが、この時ばかりはその「秘密兵器」を使うことすらできなかったのである。