「こんな太川陽介は見たくなかった…」
そんな声が聞こえてくるのは、太川が自身のYouTube「ルイルイチャンネル」で行っている単独バス旅「シンバス旅」だ。愛知県を舞台にした第2弾で、これまでなら考えられないようなミスを連発したからである。
最大のミスは、旅の最初に発生した。なんと太川は自ら、寝坊したことを明らかにしたのである。その影響でスタートが9時38分と、通常より大幅に遅くなった。蛭子能収との「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)から見ているテレビ誌記者が言う。
「私が知る限り、太川が寝坊したことはありません。早朝のスタートでもしっかりと身支度を整え、準備万端で定刻に出発していました。ルイルイも年には勝てないのかもしれません」
ただ、擁護すべき点はあるそうで、
「シンバス旅のロケ前2日間にわたって『バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅』(テレビ東京系)を行っていたといいます。この番組の公式Xで、太川は『今回が一番ハード』とコメントしています。疲れがたまって寝坊してしまったのなら仕方ありません」
しかし、その後もミスを連発。最初のバスで降車を伝えるボタンを押そうとしたが、押べきす箇所ではなく光る部分を押し続け、「光らない!」と焦りまくる姿を晒した。
あるいは目の前でバスが出発しただけでパニックになり、どの時刻表を見ればいいのかわからないほど狼狽したり、ヘアブラシを忘れて髪をセットできなかったことも告白した。
どれも「バス旅のプロ」を自認する男とは思えない失態だが、
「この旅の道中で1人旅の感想を聞かれた太川は『気楽。失敗した時に責める人がいない』と答えています。ミス連発の原因は、気が抜けているからとしか言いようがありません」(前出・テレビ誌記者)
もう少し気を引き締めてほしいが、テレビとは違うゆるいルイルイも、それはそれで見たい気がする。
(鈴木誠)