松重豊主演のドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の映画版が、松重自身による監督、脚本、主演の3役で来年1月10日に公開される。
久住昌之原作、谷口ゴロー作画による漫画を原作として、2012年1月にシーズン1が始まり、2022年10月にはシーズン10に達した。井之頭五郎を演じる松重の実にウマそうな食べっぷりから「飯テロ」なる言葉が生まれ、佐藤二朗主演の「めしばな刑事タチバナ」(2013年、テレビ東京系)、武田梨奈主演「ワカコ酒」(2015年、BSテレ東)などのグルメドラマを生み出した。
映画化にあたっては、ラブストーリーと冒険を織り交ぜ、パリのエッフェル塔で撮影スタート。今年1月に撮り終えているという。
映画に先駆けて、今年10月には新たなシリーズも始まる。様々なキャストを起用しての「それぞれの孤独のグルメ」だ。
そこで出てきたのが、
「井之頭(松重)さんに行ってもらいたいお店があるんですよ」
というネットライターの提案だった。続けて説明するには、
「その店とは、足立和平の漫画『飯を喰らひて華を告ぐ』を原作としたドラマに登場する中華料理店『一香軒』です。は主演の仲村トオルが店主で、一見こわもて風ですが、料理の腕前は一流。中華料理店にもかかわらず、ハンバーグやアジの姿作り、カツカレーなどを客の好みに合わせて振る舞います。実は情に厚く、悩みを抱いて訪れた客に微妙にズレたアドバイスを…。『あぶない刑事』のお惚けキャラ・町田透役でもお馴染み、仲村の好演が光り、そのギャップが笑わせてくれます」
仲村が松重にアドバイスを与える「特別コラボ」は実現しないものか。「飯を喰らひて華を告ぐ」はTOKYO MXでの放送ゆえ、なかなかに難しいか…。ちなみに1話12分間の短尺で、全12話。TVer、Amazon Prime Videoなどで随時配信中である。
(所ひで/ユーチューブライター)