社会

【怒りの証言】閉鎖決定のなんばランドマーク「味園ビル」を闊歩する「迷惑なヤカラ」の実態

 大阪市中央区に所在する複合商業ビル「味園ビル」。キャバレー、スナック、ダンスホール、宴会場、サウナなどが入居していることから、なんばのランドマーク的存在として知られている。その2階の飲食店街が今年いっぱいで閉鎖される、とのニュースが流れたのは、今年5月のことだった。

 閉鎖後にビルは解体され、新たに建て替えが検討されている。一部の店舗は別の場所に移転する予定だが、中には閉店を迎える店舗も少なくない。

 閉鎖が決まった際には、常連客や地元の人々から惜しむ声が多く聞かれ、現在は連夜の賑わいをみせている。ところが、

「賑わっているのはいいが、迷惑客が見受けられるようになった」

 と嘆くのは、飲食店街でバーを営むオーナーだ。

「飲食店街が閉鎖されるというニュースが多くのメディアで取り上げられ、『味園ビルを最後まで見届けたい』という常連客を含めて、多くのお客様が訪れています。私たちとしてももちろん嬉しいし、ありがたいことではあるのですが…。中には単に見物に来る人も多くいるわけです」

 味園ビルの飲食街には、多くの店が軒を連ねている。各テナントは広くはなく、5席から10席程度のカウンター主体の店が多い。そのため、客が入るとすぐに満席になってしまう。バーのオーナーが続ける。

「満席になるのは仕方がないのですが、中には店内に無断で入り、写真だけ撮って帰る人がいます。『映える~』とか話していたので、おそらくSNSに投稿するのでしょう。飲食街の通路は狭いのですが、そこで写真を撮っている女性も。他のお客様の通行を妨げるので迷惑ですし、中には写真に映りたくないお客様がいます。写真を撮るなら、せめてひと言断って、1杯くらい飲んでいくのが礼儀なのでは、と思いますね」

 味園ビルの最後の姿を写真に収めたいという気持ちは理解できる。しかし、他の客やテナントのオーナーに迷惑をかける行為は、少し違うのではないか。

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