スポーツ

【ボクシング世紀の激突】亀田大毅が提唱「井上尚弥VS中谷潤人」の最高に盛り上がる「仇討ち遺恨対決」シナリオ

 WBC世界バンタム級王者・中谷潤人の初防衛戦は、衝撃の1回KOだった。7月20日に東京・両国国技館で、同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)をボディーストレート1発で悶絶させた。史上2人目の2階級4団体統一王者・井上尚弥に続く「ネクスト・モンスター」の呼び声高い中谷は試合後、こう語っている。

「このバンタム級で統一して(階級を)上げるか、もっと大きい試合をしていきたい」

 現階級で統一王者になり、将来的に階級を上げての、井上との戦いを匂わせるものだった。

 世界バンタム級王者は現在、WBAの井上拓真、WBOの武居由樹、IBFの西田凌佑にWBCの中谷を加えて、日本人が全占拠。この状態について、元世界2階級制覇王者で現KWORLD3ボクシングジム会長の亀田大毅氏は、元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏のYouTubeチャンネル〈細川バレンタイン/前向き教室〉に出演すると、

「いちばんチャンスはあると思うんですよ。中谷選手に太刀打ちできるというか、4人のうち…」

「ネクスト・モンスター」のバンタム級統一発言に関して、拓真を推挙したのだ。続けてその理由を、

「例えばですけど、中谷選手が拓真選手を倒します。中谷選手が最強になるじゃないですか。そこで『兄貴も食ったるゾ』って、このストーリーはめちゃくちゃ面白いですよね。そうしたら弟の仇じゃないですけど、『スーパーバンタムに上げてくるんやったら、やったるゾ』って、たぶん井上(尚弥)選手は受けるんじゃないですか。そこで激突でしょうね」

 大毅氏は2007年10月11日、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチを王者・内藤大助氏と戦い、0-3の判定でプロ初黒星。その後、2009年11月29日に兄の興毅氏が内藤氏に挑み、3-0で判定勝ちしている。まさに興毅氏が弟の仇を討った形である。

 それでも大毅氏は、

「ただ、来年ぐらいだったら、井上選手がスーパーバンタムでもボクは勝つと思うな」

 それまでに「世紀の激突」の舞台は整うか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
アストロズで評価爆上がり!菊池雄星が今オフ「100億円FA成金」になる
2
誰も監督をやりたがらない!ベルギーリーグ「日本人だらけ軍団」がガッタガタでも存在できるワケ
3
ピタリ合致!広島ファンがオリックスに贈った「西川龍馬のトリセツ」が大当たり
4
田尾安志が立浪監督を真っ向批判!中日での9年間を自ら「総括」したビシエドの「不可解な2軍暮らし」
5
千葉「小湊鐡道」を襲った台風10号「悲劇の連鎖」運休区間の代行バスがなんと…