高校時代は「とにかくモテまくった」とバラエティー番組で話す光景をよく見かけるのが、人気アイドルグループSnow Manの深澤辰哉だ。
いわく、自分からは女子に告白をしたことがないが、バレンタインデーにロッカーを開ければ、チョコがぶわーっと雪崩のように落ちてきたりと、とにかく尋常ではないモテ方だったようだ。
深澤と深夜に電話をすると、相手が深澤を好きになってしまうということで「夜、深澤の電話に出るな。好きになる」と〝都市伝説〟があるほどだったと、3月に放送された「トークィーンズ」(フジテレビ系)では、自らが明かしていた。
しかしながら、現在はあきらかに三枚目的な立ち位置にいる深澤だけに、一連のモテ伝説について共演者から疑われることが1つのパターンとなっている。事実、その3月の放送では指原莉乃たちから疑いの目が向けられていたし、視聴者からは「過去の栄光の自慢ですか」と揶揄するコメントが飛んでいた。
ところが同番組の最新回、8月15日の放送では同じSnow Manのメンバーで、深澤の高校時代の後輩であった岩本照がゲスト出演し、そのモテ伝説の真偽を問われると、「これはちょっと悔しいんですけど、本当にモテてた」と証言した。加えて、アイドルに詳しいエンタメ誌ライターがこのモテ伝説を後押しする。
「23年放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)では、深澤の高校の後輩だった番組MCの鈴木愛理が『私の同級生たちは、ふっかさん(深澤の愛称)のことで泣いている女子がいっぱいいました』と話していました。なんでも深澤のことが好きすぎて女子同士で取り合いになり、かなり激しいケンカが起こるほどだったようです。そのモテっぷりから、大げさでなく〝伝説の人〟とまで言われたのだと。同じく深澤の同級生だった剛力彩芽も、別の番組で激モテ証言をしていました。後輩から同級生、ひょっとしたら先輩にまで、全方位からモテていたのでしょう」
世間一般の男には、クラスの女子たちが自分を取り合ってケンカするほどモテるという光景はなかなか想像しづらいが、実際に「伝説」というのはそれほど信じがたいレベルだから言われることだ。
そう考えると、現在の三枚目な立ち位置は「能ある鷹は…」のそれであって、実際は伝説級に「モテる男」の余裕かもしれない。はたして、深澤の本心はどうなのだろうか。
(本多ヒロシ)