冒険ものバラエティ番組の「アイ・アム・冒険少年」(TBS系)が15回の特番放送を経て、5月25日からレギュラー番組としてスタート。その初回放送でレギュラー陣の一角である「Snow Man」の向井康二と目黒蓮に対し、番組ファンから厳しい視線が送られたという。
この日は3時間スペシャルとして、東大クイズ王の伊沢拓司、ティモンディの高岸宏行、YouTuber芸人・フワちゃんの3人による無人島脱出対決を放送。頭脳の伊沢、規格外の体力を誇る高岸、そして想像を超える頑張りを見せたフワちゃんの活躍で三者三様の脱出劇は実に見ごたえのあるものとなっていた。そんな3人の冒険にSnow Manの二人が水を差していたというのだ。
「新型コロナ対策でリモート出演となった向井と目黒は、3人の活躍にコメントを入れる役割。ジャニヲタには目黒のぽんこつぶりが凄いと好評でしたが、固唾を飲んで脱出劇を見守る番組ファンには《なぜお前らがその立場なの!?》と不評だったのです。その不満はSnow Manの二人に与えられた見せ場にて爆発することとなりました」(テレビ誌ライター)
無人島では高岸がワイヤーロープで木を擦るという着火法に挑戦。過剰に体力を削る効率の悪い方法ながら、高岸は無尽蔵のスタミナで見事に火をおこしてみせていた。するとスタジオ側ではなぜか、向井と目黒の二人が「ワイヤー火起こし対決」に挑戦することになったのである。
「Snow Manのファンは大喜びでしたが、結果は向井が自分の靴を焦がし、目黒は木を温めることすらできないという体たらく。せっかく高岸らが体を張ったサバイバル術を見せているのに、なぜジャニタレの茶番を見せられなければならないのか、番組ファンからは大ブーイングが飛んでいたのです」(前出・テレビ誌ライター)
しかも二人の対決はこれだけに留まらず、番組後半ではヤシの実早割りも放送。画面には「サバイバルの基本」とのテロップが表示され、無人島脱出と絡めていたようだが、この対決についてテレビ誌ライターが続ける。
「目黒はトンカチを使ってヤシの実を秒殺。それに対して向井はひたすらヤシの実にひじ打ちを食らわせ続けるという、出来の悪いお笑いネタのような一幕に終わっていました。さすがに二度にもわたって本編とは関係ない“ジャニーズショー”を見せられては、視聴者が《もうチャンネル替えたい!》と呆れたのも無理はないでしょう」
一部のジャニヲタからは「二人が爪痕残した!」との喝采もあがっていたが、その期待に向井と目黒が応えられたかどうかはなんとも微妙なところのようだ。(金田麻有)