ファンの悲鳴が聞こえてきそうだ。
自身のYouTubeチャンネルで甲状腺ガンを患っていることを告白した「アジアのプリンス」チャン・グンソク。日本で人気が爆発してから14年。いったい、何があったのか。
チャン・グンソクが甲状腺ガンと診断を受けたのは1年前。公表せずに活動を続け、この5月に手術を受けた。手術は無事に成功し、経過は順調だというが、手術直後は8日以上、何もできず、2週間経っても口をうまく開けられなかったというから、闘病はやはり大変だったのだろう。
「進行はたいていゆっくりなガンとはいえ、何事もない顔をして活動を続けるのはきつかったはずです。もちろん、手術は肉体的にも負担が大きい。ただ、5年生存率が90%以上と、予後が良いガンでもあるので、その点は本人にとってもファンにとっても不幸中の幸い、といったところでしょう」(芸能記者)
甲状腺ガンは女性に多く、比較的若い年齢でも発症する。韓国には甲状腺ガンを患った著名人がほかにもいる。カンヌ受賞作「パラサイト 半地下の家族」に出演した女優パク・ソダムは20代で、モデルで女優のピョン・ジョンスは30代で、人気歌手で女優のオム・ジョンファは40代で手術を受けている。しかし、3人とも元気に活躍している。チャン・グンソクも克服できるに違いない。
2010年にドラマ「美男〈イケメン〉ですね」(韓国での放送は2009年)で、日本で爆発的な人気を得た後のチャン・グンソクは、主に日本では歌手として、韓国では俳優として活動を続け、2018年から2020年は兵役に就いた。近年は日本で音楽活動をするほか、NetflixやCoupang Playなどの動画配信サービスのドラマやバラエティー番組で活躍している。
昨年、テレビのバラエティー番組で結婚願望を語り、「40歳になる前には父親になりたい」と父親になる夢も明かした。決定的な熱愛をキャッチされたことは一度もない。ガンを克服し、家庭を持った時にはまた、ファンの悲鳴が響きそうである。