サッカー界きってのプレイボーイで知られる前園真聖氏の、遊び人全盛期の逸話を、1996年アトランタ五輪のチームメイトである廣長優志氏が明らかにした。
前園氏のYouTubeチャンネルに出演した廣長氏は自身のサッカー人生を振り返り、20代前半に前園氏とよく遊んでいたと告白。前園氏はピンクのポルシェを乗り回していたが、廣長氏によると、
「ベンツで運転手を付けてた。お酒飲んだら運転できないから。なかなかいなかった運転手付きのJリーガー。キーちゃんとかカズさんでも…ラモスさんは運転手いた」
ピンクのポルシェの後にメルセデス・ベンツに乗っていたというのだ。ヴェルディ川崎(当時)に移籍した1997年にもこのベンツに乗っていたそうで、前園氏が言うには、
「運転手付きの車で行ったら、たけちん(武田修宏)が『なんだアイツ』と思っていたらしい。S600でいかついやつで。あんなデカイの運転できない」
ピンクポルシェに負けない、存在感のあるベンツだった。そんなベンツ時代に、2人はよく食事をともにしており、
「そりゃもうおいしいごはん屋さん探して、焼肉とか和食とかよく行きました。西麻布、六本木、白金、めちゃくちゃ行きましたよ」(廣長氏)
「普段、パッと会ってメシを食うのはヒロが多かった。個室ばかり。なんかあれば個室。今じゃ当たり前だけど、その当時はそんなにたくさんあるわけじゃないから、おしゃれな所の個室をまず目指す」(前園氏)
そんな個室のあるお店の中で、今も忘れられない場所があると、前園氏は言う。
「お風呂があるんですよ。恵比寿ガーデンヒルズ(注:発言ママ。おそらくガーデンプレイスの間違い)のレストランのいちばん上にあるんだけど、そこのオーナーさんが芸能関係で仲良くて、そこ1室だけ個室がある。隣を開けるとお風呂がある。あれ何なんだろう、今考えると」
まるで連れ込みホテルの部屋のような飲食店を、よく利用していたというのだ。食事だけで終わったのか、気になるところだ。
(鈴木誠)