社会

グランプリ優勝で次の目標に「保護活動」を設定/ケイリン女王・高木真備の「保護ねこ生活」

 はじめまして、高木真備です。 2022年までは競輪選手でしたが、今は猫の保護活動に携わりたくて、様々な活動をしています。私の活動内容や思いを、このサイトでこれから書いていきたいと思うので、よろしくお願いします。

 私はハムスター、うさぎ、ケガをした鳥のお世話、カメ、ザリガニ、金魚、そして18歳になった犬の龍(りゅう)…と、幼少期からたくさんの動物たちと生活してきました。

 最初に触れ合ったのは、祖父が飼っていた猫のくろべー。くろべーが子猫を産んだ時には真っ先に会いに行き、一緒に遊んだのを覚えています(写真)。今までたくさんの動物と過ごしてきたことで「人と動物の関係には限りない可能性があること」を教えてもらったと、個人的には思っています。

 ところが大人になるにつれて、ネットなどでペットの飼育放棄や殺処分の現実を知りました。辛い思いをしている子たちの力になりたいと思う反面、競輪選手である間はトレーニングやレースに追われ、自分のことで精一杯。そんな何もできない自分に後ろめたさを感じていて。悲しいニュースや記事を見ると辛いから、なんとなく目を逸らす自分がいました。

 その後、競輪選手としてデビューした時に決めた「グランプリで優勝して女王になる」という目標を2021年に達成することができた。次の目標を考えた時に、今なら保護活動のお手伝いができるのではないか…そう思えたのが、この活動をすることになったきっかけです。

 次回は「保護猫活動のお手伝いをしよう」と思ってから「まず最初に私がしたこと」について書いてみたいと思います。ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

(高木真備)

たかぎ・まきび/1994年8月17日生まれ。2014年に競輪選手としてデビューし、2021年ガールズグランプリで優勝して年間女王になる。2022年に競輪選手を引退し、その後は犬猫の保護活動に携わっている。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論