昨今はZ世代を中心とした昭和歌謡ブームに加えて、中森明菜の〝復活〟や松田聖子のリバイバルブームと、80年代アイドルが脚光を浴びている。そんな中、あの女優が韓国でにわかに注目を集めているというではないか。
「先日、韓国に行ったら驚きましたよ。『南野陽子を知ってるか?』『お前は南野とパイプはあるか?』などと何人ものビジネスマンに同じ質問をされたんです。中には『独身なら結婚したい』なんて話す社長もいて、みんな前のめりになっていましたね」
いささかコーフン気味に明かすのは商社勤務の男性だ。
南野といえば、85年の主演ドラマ「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」(フジテレビ系)でブレイクし、歌手としても「はいからさんが通る」や「吐息でネット。」などのヒット曲を連発した80年代のトップアイドル。
近年は、昨年3月公開の「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」(ワーナー・ブラザース)で美貌のマジシャンを演じたり、8月25日に最終回を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系)で主人公の母親を演じるなど、女優業を中心に活動している。
一方、韓国に目を向けると、人気K-POPガールズグループ「NewJeans」のメンバーが6月の東京ドーム公演で聖子の「青い珊瑚礁」を歌ったことが話題になるなど、若い世代を中心に日本の昭和ポップスに対する関心が高まっている。
だが、ここに来て南野が頭一つ抜け出し、一大旋風を巻き起こしている。その背景には別の理由もあるようで、
「実は、南野は韓国MBNテレビでこの春から放送されている、日本と韓国の歌手が歌唱力で競い合うオーディション番組『韓日歌王戦』で、審査員を務めているんです。視聴率は10%を超え、音楽番組としては異例の高視聴率。SNSでは『あの美熟女は誰だ?』と話題になり、韓国版のTikTokでショートの切り抜き動画が拡散。若者から50代の富裕層まで、今一番ホットな日本人の1人と言えます」(芸能関係者)
この高視聴率番組の影響もあり、日本の昭和ポップスや80年代アイドルを愛する若い世代のみならず、幅広い年齢層で南野の存在がクローズアップされているというわけだ。
さらには、こんな仰天情報も ‥‥。
「先日、『南野陽子が再婚する』なんて話が各局の芸能デスクの間に出回ったんです。調べたら根も葉もないデマでしたが、韓国実業界での人気と無関係ではないかもしれません。前の夫は車のナンバーの下2ケタを『45(ようこ)』にするほど南野を溺愛していましたからね。その夫と離婚して半年以上経った今、新しい男ができていても不思議ではありません」(ワイドショースタッフ)
ナンノ因果か、新恋人は韓国から現れるかもしれない。