ボクシング元WBC世界フライ級王者・内藤大助氏が、自身の「戦前予言」を自画自賛である。
9月3日、東京・有明アリーナで行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチでは、王者・武居由樹と、同級1位の比嘉大吾が対戦。武居は11回にボクシング人生初のダウンを奪われるも12回に巻き返し、3-0の判定勝利を得た。3人のジャッジのうち1人が115-112と、3ポイント差で武居の勝ちとしたが、残り2人は114-113。まさに最終ラウンドの戦いが明暗を分けたのだった。
この一戦の勝敗を、内藤氏は8月31日に自身のYouTubeチャンネル〈内藤大助のチャレンジします!〉で、こう断言していた。。
「個人的な意見になってしまうけども、11ラウンド、比嘉のKO勝ちだ」
そして9月4日、内藤氏は観戦後に同じYouTubeチャンネルで試合を振り返った。
「前の動画で、武居選手VS比嘉選手の予想を立てました。11ラウンド、比嘉大吾のKO勝ちだって言ったんですけど、これがまた当たるんじゃねぇかなって…俺、意外といいセンついてるんじゃない。予言が当たるんじゃないか…俺、ゾゾゾってしちゃってんだけど、俺の予想、けっこう当たるんで、これからもしていきますんで…」
武居の判定勝ちとはなったものの、11回のダウンで比嘉が武居を追い詰めたことを指しているのだろう。
ちなみに内藤氏は8月27日の動画で、世界スーパーバンタム級4団体統一戦(9月3日)での井上尚弥VS元IBF同級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)の勝敗を「6ラウンドか7ラウンドで井上選手のKO勝利」と予言していた。結果は井上の7回TKO勝ちだった。
「次の予言」を待ちたい。
(所ひで/ユーチューブライター)