芸能

「ハリス支持」はまさに鶴の一声!テイラー・スウィフトに匹敵する〝票を動かせる〟日本人は「実は2人いる」

 これで「6~7割方、カマラ・ハリスの大統領就任が決まった」という論調のようだ。

 現地時間の9月10日に開催された大統領選討論会の結果を受けて、世界から注目されていた人気歌手のテイラー・スウィフトが、民主党候補のハリス副大統領を支持すると明らかにし、米国中に速報で拡散されたという。

 彼女は自身のインスタグラムに「2024年大統領選はカマラ・ハリスと(副大統領候補の)ティム・ウォルズに投票するつもり」と投稿し、ハリス氏を「権利と大義のために戦ってくれる」「安定感のある優れたリーダー」などと絶賛した。

 米国の30%の若者層の投票に影響を及ぼすと言われていたテイラーの支持表明は、共和党のトランプ陣営に銃撃以上の〝痛み〟を与えたと論ずる意見もあるようだ。政治ライターが語る。

「彼女のスタンスを崩さない、さらに言えば知的イメージを上げる表明のタイミングでした。もともとリベラル派ですからトランプ支持はありえませんでしたが、ハリス氏が候補者に挙がった時点で支持を表明するのではなく、討論会まで待ってそれを聞いて判断したという流れはお見事です。討論会でハリスのウソは1つだが、トランプのウソは30にも上ったなどと揶揄する声があるほどですから」

 また、テイラーは後始末も見事で、彼女のファンには、投票は自分で調べて考えてからしてほしい、と呼びかけている。

 日本でもこのニュースはすぐにトレンド1位に上がったが、その多くは「アメリカの言論の自由が羨ましい」という意見を軸に、日本では有名人が政治的見解を述べると批判やスポンサーから干されるなどの現状を嘆く声だった。

 とはいえ現在、日本では自民党の総裁選が話題となり、一部では小泉進次郎内閣が発足するという話がまことしやかに囁かれている。

 国民に投票権がないとはいえ、今回のテイラーのハリス支持を受ける形で、はたして日本人で選挙の流れを変えらえるほどの著名人がいるか否かが、SNS上の話題に。「そんな人は日本にいない」という声が多い中、それでも男女1人ずつ「影響を与えるに違いない」という人物がいた。週刊誌記者が説明する。

「あくまで空想議論ではありますが、男性に関しては多くの人が察しがつくのではないでしょうか。そう、ドジャースの大谷翔平です。もし彼が総裁選で意中の人物、はたまた解散総選挙で支持政党をあきらかにすることがあれば、日本中のメディアは直ちに報じるでしょうし、選挙に影響を及ぼす可能性が高いというわけです。まあ、大谷自身は政治とはまったく無縁の雰囲気ですが…。一方、女性で多くの人から名が挙がるのが、女優の芦田愛菜です。言われてみると『なるほど』というわけで、リアルに納得する人が多い。彼女は子役からスタートして知名度があり、さらに清楚なイメージを失わず学業優秀と理想的な成長を遂げ、全世代で好感度が群を抜いています。7月の都知事選では彼女に都知事になってほしいと投稿する人が10人や20人ではなかったですからね。そんな彼女が特定の政治家や政党を支持したら、票を動かすような議論になるのではないかと話す人は少なくありません」

 そういえば、少し前のアンケート会社の調査で「息子にしたい有名人」の1位が大谷翔平、「娘にしたい有名人」1位が芦田愛菜だった。つまり、そういうことなのだ。

 しかし残念ながら、この2人が今のところ政治に口を出す可能性は極めてゼロに近い。今後も日本の最高権力は国民の意思を反映させないまま、伏魔殿で決められていくことだろう。

(田村元希)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
元大関・朝乃山「重傷で秋場所全休」また番付急落は「トランプ前大統領の呪い」のせいだった
2
岡本和真・戸郷翔征に菅野智之まで…阿部巨人が優勝しても頭が痛すぎる「オフの大モメ激突」問題
3
【大相撲】引退カウントダウンの遠藤が「新部屋を立ち上げる」がっぷり万全計画
4
中日・ビシエドの移籍先に広島カープが有力視されるのは「過去の実例」があるから
5
「ぼったくり被害」続出の大阪・黒門市場が「インバウンド価格」をやめた「涙のウラ事情」