シンガーソングライター、hitomi。約40万枚売り上げた「CANDY GIRL」をはじめ、元マラソン選手の高橋尚子が練習中やレース前にテンションを上げる曲として紹介した「LOVE 2000」など、多くのヒット曲を持つ。そんな彼女は結婚3度、4児の母としても知られている。
2002年に7歳上の男性と結婚し、5年後の2007年に離婚。2008年、俳優の羽田昌義と再婚した。同時に第1子となる女児をもうけるも、2011年に2度目の離婚となる。そして2014年6月、会社経営者の男性と再々婚。同時に第2子となる長男の妊娠を発表した。2016年に第3子の次男、2020年に第4子の三男を出産している。
この歴史だけ見ると、ママタレントとして立派に活躍できそうだが、彼女には後ろ暗い過去があるというのだ。
2015年9月、hitomiは「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)に出演。家族と出かけたハワイ旅行の様子が放送された。
ところが、当時6歳の娘に対する態度が厳しいという指摘が相次ぐことに。ケータリング形式の食事で「ご飯なくなっちゃった」と甘える娘に「だから何? 自分で貰ってきなさい」と厳しい口調で言ったり、寝そうな弟の頬にキスをしようとすると「調子に乗んなよ」と口汚い言葉で叱責も。さらに海賊船で宝探しに出かけるというクルーズを体験した際には、海賊に扮したキャストに怖がる娘に「楽しくしなさいよ。みんなの気持ちを乱すんだよ」と強要していた。
そのオンエアから9年。さすがにhitomiに対するアレルギーは鎮静化していたのだが…。芸能記者が言う。
「最近『STORY』(光文社)のウェブサイトにhitomiのインタビューが掲載されたのですが、再婚時、娘に厳しく接していた時の様子を振り返っていました。まさに『深イイ話』のオンエアと同時期のことでしょう。インタビューによれば当時、学校側から『娘さんが不安定な様子だ』という連絡があったそうです。つまりhitomiの厳格なしつけによって、娘が精神的なストレスを抱えていたことが明らかになったのです。さらには実母からも『子育てが厳しすぎるのでは』と注意されたのだと」
この記事を読んだ読者はかつてのhitomiの子育てを思い出したようで、SNS上では様々な感想が。
「躾が厳しすぎるなんてもんじゃなかった」
「本当に精神的な虐待で酷かった」
「テレビが密着してる時であれなら普段はどれほどだったのかと考えると悲しくなる」
「毒親が今更イメージアップ作戦ですか? 見苦しいね…」
といった具合なのである。
ただ、インタビューでは、今では娘と良好な関係を築いていることも語っていたhitomi。子育てに正解はないが、厳しくしてきた分、愛情を注いでほしいものだ。
(魚住新司)