複数名の男女がテーブルを挟んで向かい合い、「もしも地球上にこの男女○名しか残されなかったら、誰とお付き合いしたいか」という名目で各自が「お付き合いしたい」と思う相手を選ぶ。両想いならカップルシートへと移動できるが、男性側(時に女性側の場合も)が1人多いため、1人だけカップルになれず、苦汁を味わう…。
そんなルールで2週にわたって展開されたのが、「ロンドンハーツ」の人気企画「ラブマゲドン」だ。9月17日、24日放送時のメンバーを見てみよう。
男性陣は小宮浩信(三四郎)×井口浩之(ウエストランド)×久保田かずのぶ(とろサーモン)×鈴木もぐら(空気階段)×山本浩司(タイムマシーン3号)×みなみかわ(お笑いタレント)×高野正成(きしたかの)の7名。対する女性陣が柏木由紀(元AKB48)×横山由依(元AKB48)×堀未央奈(元乃木坂46)×ゆうちゃみ(タレント)×安斉かれん(歌手)×福留光帆(元AKB48)の6名だった。
個人的に興味があったのが、お笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」のすがちゃん最高No.1との熱愛報道が出たばかりの柏木由紀の動向だが、収録はこの報道が出る前だったようで、期待したような、すがちゃんのことでイジられるようなことは、残念ながらなかった。
まずは17日放送分。冒頭で、今年4月に17年間在籍したAKB48を卒業したことで、恋愛企画への参加が解禁となったことに関して、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)から「どうなんですか、こういうお見合い企画は」と聞かれた柏木は、複雑な心境を吐露した。
「卒業して、今までで初めてこういう企画に参加させて(いただいて)。ただ、同じ元メンバーと、こういう『好きな人』とかバレたり、取り合ったりするの、ちょっとイヤだなっていうか」
本題の「ラブマゲドン」はというと、17日の段階で、ゆうちゃみと鈴木もぐらが早々にカップル成立。続いて横山由依×山本浩司も成立。24日の放送で、福留光帆と井口浩之、久保田かずのぶと安斉かれんの2組が成立。柏木はようやくその後、みなみかわとカップル成立した。
実は1stステージの段階からみなみかわを指名していた、と明かした柏木。彼を選んだ理由を、
「顔がめっちゃタイプで、私、一回、AIで(みなみかわの写真に)髪の毛合成したことがあるんです。それ本当にカッコよくて」
はて? 熱愛中であるはずのすがちゃんは、お笑いに関してはかなりのポンコツだが、ビジュアル的にはホスト系の、どちらかといえばイケメンの部類に入る。そして過去に柏木と噂になった男は手越祐也、山田涼介、錦戸亮など、ジャニーズ系が多く、どう考えても、眼鏡スキンヘッドのみなみかわは「タイプ」ではないと思うのだが…。
ただ、それ以上に気になったのは、みなみかわだった。ゆうちゃみ、安斉かれんと指名するもフラれた後に、柏木を指名した上でのカップル成立…という流れ。みなみかわは既婚者だが、奥さんは渋谷109でジュエリー販売員をしていた元ギャル。みなみかわの好きなタイプは間違いなく、ギャル系の女性なのだろうが、そうなると、みなみかわがここにきて柏木を指名したのは、最後の1人に残ることを回避するための、やむを得ずの選択の結果だったのでは、と察する。そう考えると、柏木がちょっと不憫に思えたりして。
そういえば、すがちゃんがぱーてぃーちゃんで組んでいるのは、信子と金子きょんちぃという、どちらもギャル系の女芸人。あくまでお笑いのために彼女たちとトリオを組んでいるだけだとは思うが、実はすがちゃんも「本当に好きなタイプはギャル」だったとしたら…。
柏木との熱愛はあくまで一過性のもので、近いうちに破局、なんてことにならなければいいけど…などと勝手に心配してしまうのであった。
(堀江南)