3月末にKAT-TUNを脱退した田口淳之介が自身の公式サイトを開設。ファンクラブを立ち上げたほか、11月にはシングルをリリースすることも発表された。ジャニーズ事務所を辞めた田口がわずか半年で復活することには違和感を感じる人も少なくない。KAT-TUNファンからも当惑の声があがるなか、音楽ライターはこんな説を披露する。
「田口の独立は、ジャニーズが絵を描いた出来レースだという噂があるのです。田口の所属事務所にはジャニーズ系のレーベル『J Storm』の元社員が関わっていますし、わずか半年でのCDリリースは手際が良すぎますからね。ただし円満独立に見えてしまうと、他のタレントが『オレたちもいつでも独立できるのか』と勘違いしてしまうので、表面上は田口が外で勝手にやっているという形にしたいのでしょう」
もしこの出来レース説が本当だったとしたら、これがSMAP解散後のモデルケースになる可能性もありそうだ。前出の音楽ライターはこんな見立てを口にする。
「将来の幹部候補と言われる木村拓哉、そして大手事務所への移籍が噂される中居正広に対し、他の三人は去就がハッキリしていません。とは言え事務所に残っても中途半端な立場になることは明らかなので、田口と同じような形でジャニーズを退所するという方法が考えられます。つまりジャニーズから“仮面独立”するということですね」
この場合、合流先が田口の事務所であっても不思議はない。それどころかSMAPメンバーの受け皿として設立した事務所に、先行して田口を押し込んだ可能性すらありえるのだ。その田口がこれからどんな形で芸能活動を行うのかに、今後のSMAPを占うヒントが隠されているのかもしれない。
(金田麻有)