10月12日、TBS系列の大型特番「お笑いの日」で決勝大会が放送される「キングオブコント2024」。2008年にスタートした「日本一のコント師」を決めるこの大会は、今年で17回目になる。今年は過去最多となる3139組がエントリーし、ニッポンの社長やロングコートダディ、ファイヤーサンダーら10組が決勝に駒を進めている。そして王者の行方とともに気になるのが、審査員長をめぐる動向だ。お笑い関係者が語る。
「昨年まで審査員長だったダウンタウン・松本人志は今年1月以降、自らの『性加害報道』を発端とした裁判に注力するため、芸能活動を休止しているため、不在が確定している。今大会は『誰が松本の代役を務めるのか』に大きな関心が寄せられています」
「松本不在」で決勝が行われる異例の事態。代役の有力候補として、複数の大物芸人が浮上している。
「よほどの大物でないと、松本の代わりは務まらない。業界内ではバカリズム、さまぁ~ず・三村マサカズらの名前が挙がっていますが、大本命はウッチャンナンチャンの内村光良。芸歴とコントの実績から考えても、審査員長に最もふさわしい芸人だと言えます」(前出・お笑い関係者)
さらに、ここにきて囁かれ始めたのが「審査員の大幅入れ替え説」だ。お笑い関係者がさらに続ける。
「昨年はかまいたち・山内健司、ロバート・秋山竜次、バイきんぐ・小峠英二、東京03・飯塚悟志が審査員を担当しましたが、今回は山内以外は入れ替えとなるのでは、との見方が浮上しています。しかも大幅入れ替えの根拠には、相当な信憑性があるんですよ。昨年とは違い、『お笑いの日』の公式サイトで使われている告知画像に秋山、小峠、飯塚の写真が入っていないんです。山内以外は全く別の審査員で実施される可能性が高くなってきました」
異例づくめの決勝となりそうだ。
(山倉卓)