楽天イーグルス・小深田大翔の不倫問題が、とんだ波紋を広げている。
10月2日、「文春オンライン」に小深田の不倫記事が公開された。北川景子に似た既婚女性が、仙台市内にある小深田の自宅マンションを訪れ、そのまま3連泊したというのだ。女性は小深田と二遊間コンビを組む村林一輝の妻の友人だったとされ、楽天ファンは大きな衝撃を受けている。
実はこの記事が出る前日、「パ・リーグ『盗塁王』不倫スクープ撮」と題して、公開予告がなされていた。SNS上ではソフトバンクの周東佑京や、西武の金子侑司、源田壮亮、日本ハムの西川遥輝らの名前がピックアップされ、それぞれのチームのファンが浮き足立つことに。
そんな中、文春が予告記事にアップした走る姿の「シルエット」が、ロッテの荻野貴司にそっくりだと指摘する声が上がり、「荻野に間違いない!」として一気に拡散することになったのだ。
そもそもファンの間では「周東や源田なら『侍ジャパン』を見出しにするはず。もっと地味な選手ではないか」という考察があり、酷似したシルエットと相まって、荻野の不倫が「確定」する事態に発展したのだ。
これはあとでわかったことなのだが、実は文春が使用したシルエットは、ただのフリー素材。荻野が走る姿をモチーフにしたのかはわからないが、あまりにも酷似していたため、荻野と勘違いしたファンが続出したというわけだ。
事実、X上には「これ荻野貴司のことなんだよね。やっと文春にバレたか」などと、根拠のないポストが見受けられた。結局、翌日には小深田だったことが判明したわけだが、荻野にしてみれば勝手に不倫したことにさせられて、いい迷惑だっただろう。
荻野は入団1年目から13年連続で2桁盗塁を記録する韋駄天で、キレイな走塁フォームはプロがお手本にするほど。今回はそんな荻野の走塁スタイルが、無用な疑惑を生んでしまったというわけだ。
(ケン高田)