芸能

フジテレビ月9ドラマ「看板倒れ」一直線で主演俳優がどんどんランクダウンする

「はたしてこの作品がしっかりしたドラマになるのか、危惧されていたのですが、福山雅治主演の『ガリレオ』シリーズを手がけた演出の西谷弘氏とプロデューサーの鈴木吉弘氏が再タッグを組んだ作品とあって、しっかり作り込まれていますね。ただ、主演の2人の人気と知名度では、まだ月9の看板を背負うのは早すぎました」

 放送担当記者がそう評するのは、鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演するフジテレビ系月9ドラマ「嘘解きレトリック」である。初回の平均世帯視聴率7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)から第2話は6.8%となり、10月21日の第3話は6.0%に。右肩下がりの様相を呈している。

 都戸利津の同名漫画を原作として、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵(鈴鹿)と、ウソを聞き分ける能力者(松本)の異色コンビが難事件を解決していくストーリーだ。

「週刊女性PRIME」によると、今回の月9枠は何カ月も前から別の有名俳優2人のタッグが内定していたというが、企画内容やスケジュールで折り合いが付かず。フジテレビ側と何度も話し合いを重ねた結果、頓挫。新たなキャストとして白羽の矢が立ったのが、鈴鹿と松本だった。企画内容に関しては、プロデューサーが原作のファンだったこともあり、急きょ決まったという。先の放送担当記者が言う。

「ダブル主演とはいうものの『大人の事情』により、紹介する際は必ず鈴鹿の方が先というルール。おそらく鈴鹿の事務所にフジテレビはなんらかの『借り』があるのでは」

 長年、フジテレビの看板ドラマ枠として君臨した月9。以前ならば、その看板を背負ってみたい俳優だらけだったはずだが、そんな人物はどんどん減っているようだ。芸能記者がその理由を説明する。

「放送されるたびにニュースで視聴率をネタにされるし、数字が低いと悪目立ちする。俳優とその所属事務所にとって、放送期間中に良くも悪くも話題にされ続けるのは大きなストレスでしかありません。だから出演回避が増えていく。フジテレビ側としては、もはや世帯視聴率を気にせず、個人と13歳から49歳までの男女を対象としたコア視聴率の上積みを狙っていますね」

 このままでは、どんどん主演俳優がランクダウンしそうだ。

(高木光一)

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