俳優の森七菜と間宮祥太朗がW主演を務めるフジテレビの「月9枠」ドラマ「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)が7月10日スタートし、初回の世帯平均視聴率は6.9%だった。
月9の初回視聴率は、前クールの「風間公親─教場0─」が初回12.1%を記録するなど、18作連続で2桁発進が続いていたが、今回、大幅に下回る6.9%だったことで、早くも「爆死」を予想する声が相次いでいる。
同作は8人の男女が真夏の海で運命的に出会い、感情や本音をぶつけ合いながら成長していく青春群像劇。森は初の連ドラ主演ということもあり気合が入っているようだが、肩透かしを食った視聴者が少なくなかったようだ。
テレビ誌ライターが語る。
「いくら青春群像劇とはいえ、登場人物があまりにも子どもっぽく、正直、目を覆いたくなるレベルでした。冒頭、男性陣が地元の不良に絡まれるシーンがありましたが、小柄な森が声を荒げると不良は一目散に退散。漫画のような展開もSNSで失笑を買っていました。同じようなノリの月9ドラマで1997年に放送され高視聴率を記録した、反町隆史と竹野内豊主演の『ビーチボーイズ』とは雲泥。キャスティングの時点で見誤ってしまったのかもしれません」
「月9」前代未聞の低視聴率にならなければいいが…。
(ケン高田)