最新アルバム「PLANET SEVEN」がオリコンアルバムランキングで初週50.8万枚を記録するなど、いま音楽界で最も勢いがあるダンス&ボーカルユニット三代目 J Soul Brothers。
「昨年レコード大賞を受賞した際には、彼らの曲を聴いたことがない人も多く、顔と名前が一致せずにポカンとさせられた視聴者も多かった。それが今回のアルバムで本格的にブレイク。初週50万枚突破したのは昨年の嵐以来ということで、お互いのファンがネット上でバトルを繰り広げるなど、一般的な認知度も高まってきています」(音楽関係者)
とはいえ、ファン以外にはメンバー個々の経歴まで詳しく知っている人はまだ少ないだろう。
7人のメンバーの中でも特にユニークなのが、パフォーマーのELLYだ。
本名はエリオット・ロシャード・昂矢。青森県・三沢市に生まれ、父親のカーロス・エリオットさんは、元プロボクシング東洋太平洋ジュニアミドル級のチャンピオン。高校では、昭和44年に太田幸司を擁して甲子園準優勝した三沢高校の野球部で活躍している。
「05年にはスポーツ紙の東北版で、『米国人ボクサーを父に持つ強肩捕手、4番打者の大黒柱』と紹介されています」(芸能記者)
そんなELLYと巨人の坂本勇人の間には知られざる因縁がある。坂本が光星学院2年、ELLYが3年だった05年の高校野球青森県大会準々決勝で、二人は直接対決しているのだ。
「試合は初回にエリーが痛恨のパスボールで失点するも、その後、ミスを帳消しにするタイムリーヒットで同点。守っては巧みなリードで4番坂本を2三振に打ち取ります。しかし、試合には6-1で敗れ、甲子園の切符を逃しました」(スポーツ紙記者)
もしこの試合に勝って甲子園出場となっていれば、今頃はプロ野球選手として巨人のユニフォームを着ていたかも…。