芸能

「活動再開」を匂わせるしか…そろそろ厳しくなった嵐ファンクラブ「120億円ビジネス」の現状維持

 活動休止中の人気グループ・嵐が11月3日に、デビュー25周年を迎えた。有料ファンクラブサイトでは、2020年末の活動休止以来、4年ぶりに大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人が揃って動画に登場。声のみでファンへの感謝を伝えた。同時に、これまで嵐の公式YouTubeチャンネルでは公開されていなかった、全71曲のMVが公開されている。芸能記者が肩を落として言う。

「25周年の今年こそ、何かアクションを起こすか思われていたのですが、まさかの声のみでの、ファンへのメッセージ。なぜ声のみなのか。大野の変わり果ててしまったビジュアルが関係していたことは、想像に難くないでしょう」

 沖縄県の宮古島に滞在しながらビジネスを拡大する大野の姿を、「女性セブン」がキャッチ。真っ黒に日焼けした肌に金のネックレスがよく映え、体型は以前と変わっていなかったというが、顎にヒゲをたくわえ、Tシャツの袖口からは特徴的なデザインのタトゥーが見える。

 記事によると、大野は10年ほど前にも「タトゥーを入れたい」と知人に打ち明けたというが、さすがに嵐の活動を考えて断念したのだろう。

「とはいえ、思い切ってタトゥーを入れてしまったということは今後、ステージに立つ気がないという決意の現れなのでは。しかし、それを大野が声に出してしまったら、とんでもないことが起きてしまう」(前出・芸能記者)

 嵐の活動休止中、取り巻く状況は大きく変わった。昨年9月、ジャニー喜多川氏の性加害によって、ジャニーズ事務所は社名変更を余儀なくされた。

 引き継いだSMILE-UP.社は性被害者への補償業務終了後、廃業することを発表したため、所属タレントのマネージメント権は今年4月から、新会社のSTARTO ENTERTAINMENTに移行している。

 多くの所属タレントが同社と専属エージェント契約を結ぶ中、二宮と松本は個人事務所を設立。さらに、嵐の活動の窓口は新会社「株式会社嵐」となり、旧ジャニーズ事務所に「搾取」されまくっていた時代とは、メンバーの取り分はかなり増えたはずなのだが…。

「旧ジャニーズ勢のファンクラブ事業は分割され、10月2日から新たに設立した会社『FAMILY CLUB』が運営しています。とはいえ、その根幹をなすのが、年会費4000円で会員300万人といわれる、嵐のFCの『120億円ビジネス』。それを維持するためには、このまま『活動再開する』という雰囲気を匂わせたままにするしかない…」(音楽業界関係者)

 やはり5人が揃ってステージに立つ日は、もう来ないかもしれない。

(高木光一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
巡業の土俵でくも膜下出血!市長を救命した女性看護師に「下りろ!」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
2
「ロッテの条件提示拒否」報道…佐々木朗希が引き起こす「第2のカッツ前田事件」
3
ソフトバンク「悪夢の4連敗」を呼び込んだDeNAの怒り…引き金は山川穂高「お立ち台リップサービス」
4
山口祥行「松方弘樹さんは想像を超える方」/テリー伊藤対談(3)
5
【九州場所直前】「スクワット1000回」に続いて「てっぽう1000回」ノルマをこなす尊富士の「優勝準備」