芸能

ドラマもCMも暗転した篠原涼子の6年ぶり「出直し主演舞台」新戦略サバイバル

 篠原涼子の近況がなんとも寂しい、と思ってしまう関係者は多いのではないか。年末に上演される舞台「見知らぬ女の手紙」で主演するが、舞台は6年ぶりとなる。そして現在のCM契約は、わずか1社のみ。かつて主演作がヒットを連発し、CM女王と呼ばれた篠原だけに、その変化には驚くばかりだ。

「所属事務所の看板女優の座は、すっかり後輩の芳根京子にとって代わられました。もともとは歌手で、若い頃にあまり演技のトレーニングをせず女優として売れてしまっただけに、舞台でじっくり演技と向き合うのはいい経験になるでしょうね。舞台を通じて、今後の女優業への取り組み方が変わるのでは」(テレビ局スタッフ)

 歌手として1994年の「恋しさと せつなさと 心強さと」が大ヒットしたが、その後、女優に転身。しばらくは埋もれていたが、2005年の主演ドラマ「anego[アネゴ]」がヒットし、2006年の「アンフェア」は、ドラマ・映画ともにシリーズ化された。そして2007年の「ハケンの品格」で、主役級女優の地位をガッチリと固めたのである。

 私生活では2005年に24歳上の俳優・市村正親と結婚。これまた俳優となった長男の市村優汰と次男の育児をこなし、仕事と家事を両立する良妻賢母のイメージで人気女優の地位を守ったが、いきなり風向きが変わった。

 2021年7月に市村と離婚し、2人の子供の親権は市村へ。その際、複数の男性との不倫疑惑が離婚原因だったと報じられて、イメージが崩壊。新規のCMオファーはなくなり、作品はことごとく当たらなくなってしまった。

 2022年2月からは、不倫に溺れる人妻役を演じたNetflixのオリジナルドラマ「金魚妻」が配信されるも、大きな話題にはならず。昨年の「ハイエナ」、今年の「イップス」という主演ドラマは大コケしてしまった。

「なんとかイメージを回復させようと、子供たちの食事や習い事をサポートしていることをテレビ番組でアピールしています。主演のオファーを待っているのですが、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2020年)、社会現象になった『silent』(2022年)では脇役でもいい仕事をしていたので、今後は積極的に脇に回らないと、女優としての生き残りは難しいかもしれませんね」(前出・テレビ局スタッフ)

 主演舞台での「出直し」を図りつつ、来年からは戦略を立て直して巻き返してほしい。

(高木光一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
生放送中のスタジオで「ドスン!」また倒れた小室瑛莉子アナ…フジテレビの女子アナ「使い倒し」
2
「やりたきゃ勝手にやれ!」ソフトバンク優勝祝賀パレードと「ぼったくりクラファン」にファンが「怒」
3
「さっさと退寮」DeNA度会隆輝が成績不振で揶揄される「藤浪晋太郎へ一直線だな」
4
ヤクルト投手が神宮球場「元ビール売り子」と交際…中には「遊ばれて」カネをむしり取られる選手も!
5
本人以外は得しないポスティング…佐々木朗希は西武・平良海馬の「男気メジャー移籍論」を見習え