13年「好きな女子アナランキング」で女王・加藤綾子アナを陥落させ1位に。14年も引き続き女子アナトップの座に輝いたのは、“ぽっちゃりすぎる女子アナ”としてイジられていた日本テレビの水卜麻美アナだ。視聴者ばかりでなくスタッフからも愛される素顔に迫った!
ちょっと化粧や衣装を変えただけで、すぐに「派手すぎる」「スカートが短すぎる」などと苦情の電話が局に殺到する女子アナ。ところが現在、異質の存在がトップを張っている。
「彼女がどんなに化粧を濃くしても、ショートパンツから太腿をあらわにしようとも、苦情電話が鳴ったためしがありません。こんなに好感度の高い女子アナ、いまだかつて見たことがありませんよ」(日本テレビ関係者)
そう語られるのは、水卜麻美アナ(27)だ。一昨年に引き続き、昨年末の「第11回好きな女子アナランキング」(オリコン)でも堂々1位に選出、みごと2連覇を達成している。ちょいポチャ体型に地味な外見で、そこら辺にいる普通の子。そんな「ミトちゃん」の“快挙”を女子アナ評論家の丸山大次郎氏はこう評する。
「正直、連覇はないと思っていました、今までの女子アナ像とはかけ離れていましたから。最近では女性向け体調管理アプリサイト『ラルーン』の『バレンタインチョコをあげたい有名人ランキング』で女性ながら2位にランクイン。『彼女の食べる姿を見ると幸せな気分になれる』という意見が多々あり、大食いキャラも、先細りどころかますます認知度を増していることがうかがえました」
ちなみに、この「チョコランキング」の1位は福士蒼汰で、3位以下も並み居るイケメン俳優。いかに水卜アナが同性からも慕われているのかがわかるだろう。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの“国民的女子アナ”だが、10年に入社した当時はまったくと言っていいほど注目されていなかった。
「むしろ、翌年入社の徳島えりかアナのほうが、『美形な逸材が入社した!』と話題になっていましたね」(日テレ関係者)
そんな水卜アナがブレイクするきっかけとなったのが、11年3月末に始まった初のレギュラー番組「ヒルナンデス!」。のちの大食いキャラへとつながる第一歩となったのが“食レポ”である。
「タレントさんや女子アナは、太るのを嫌がりカメラの前で出されたメニューを一口食べ、収録が終わったら、それ以上は箸をつけません。宣伝のためとはいえ、出されたものを残すのは番組スタッフとしても心苦しい」(番組制作スタッフ)
しかし、水卜アナはCM中や収録後でも、
「店長さん、これおいしいですね! もったいない」
と、パクパク残さず食べ続ける。この「大食いぶり」によって、ディレクターもロケのたびに起用するようになったというのだ。