プロ野球ファン、とりわけヤクルトファンなら不思議に思った人は多かっただろう。シーズン真っただ中の今年6月末に突然、「一身上の都合」でヤクルト2軍打撃コーチを辞任、退団した畠山和洋氏のことだ。
それからおよそ5カ月、これまた突然、
〈動きます。よろしくお願いします〉
と、11月16日にXに投稿したのだ。と同時に、フリマアプリ大手「メルカリ」に、畠山氏の関連グッズが大量出品されていることがわかった。
メルカリを見てみると、畠山氏が現役時代に着用していたというヤクルトのユニフォームや帽子、フード付きパーカーのほか、遠征バッグやグラウンドコートなど、20点以上が出品されていることが確認できる。どの商品にも【本物】と明記されていることから、かなりのヤクルトファン、あるいは関係者による出品と想像できるが、「畠山氏本人が出品しているのではないか」という指摘も。
事実、出品物の中には、畠山氏とチームメイトだった内川聖一や中村悠平のサイン入りバットもあり、どれも関係者でなければなかなか手に入らないものだ。
あるいは熱心なヤクルトファンからは「帽子が置いてあるソファーが、畠山の自宅ソファーとそっくり」という、ホンマかいなという指摘がある。
ヤクルト退団時には一部メディアで「金銭トラブル」が報じられていたが、それとはなんらかの関係があるのか…。
いったい何に向けてどう動くのかわからない畠山氏だが、その初めの一歩がメルカリへの出品だったとすれば…。ヤクルトファンとしては、単なる憶測であってほしいのではないか。
(ケン高田)