「口は禍の元」とは古くから伝わる戒めの言葉だが、令和の芸能界においても懲りない炎上女優がいる。真木よう子(42)だ。またぞろ新たな火種が燻っているという。
近年、その発言がたびたび物議を醸す真木。スポーツ紙の芸能デスクが振り返る。
「17年の夏、クラウドファンディングでフォトブックを制作し、『コミックマーケット93』で販売すると発表しました。ところが、『自費出版の展示即売会』というイベントの性質上、露骨な商業主義が批判されて謝罪しました。22年11月には韓国メディア『OSEN』のインタビューを受け、映画で在日韓国人役を演じるにあたり独学で勉強したとし、『若い年齢では私が日本人という事実が恥ずかしくもあった』との発言が波紋を広げました」
その炎上沙汰は今年に入ってからもとどまるところを知らない。ゲスト出演した2月放送の「だれかtoなかい」(フジテレビ系)で、「憧れの人」という新田真剣佑との共演に興奮を抑えられなかったのか、「エロいんですよ」「初めてはらませられるかと思った」などと、過激発言を連発した。同日には元プラス・マイナスの岩橋良昌からXで〈あ、俺をエアガンで撃った人だ〉と告発され、TikTokのライブ配信で疑惑を否定。再び岩橋からXで〈俺が初対面のあなたにエアガンで撃たれたって嘘つくメリットどこにあんの? それ頭おかしすぎるやん あなた泥酔してたみたいですけど、酔ってて覚えてませんは通用しませんからね〉などと反論され、泥仕合にまで発展したのだった。
「岩橋との騒動の渦中にはハリウッドザコシショウがYouTubeチャンネルに〈誇張しすぎた真木よう子〉と題する、単なるネタの動画を投稿した。すると真木があてつけがましく、インスタグラムで拒食症になったことを報告。翌日には病院のベッドで横になっている写真と共に〈彼女は意識を取り戻さないから代わりにパートナーである私が知らせます〉〈真木よう子をこうしたのは、岩橋とザコシ〉といった連れと思しき人物のポストが投稿され、すぐに削除される一幕も。心配の声が飛び交うと共に、写真の不自然さも話題となりました」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
すっかり炎上女優と化している真木だが、つい先日も寸暇を惜しんで〝新作〟を披露している。
「10月31日に配信された『ENCOUNT』のインタビュー記事で、近年は母親役が増えていることについて『実際の母親とそうではない人の母親では、どうしても違いが出てしまうんです』や『私にも母親をやっているからこそ出せる〝母親オーラ〟があると思います』との持論を展開しました。すると案の定、ネット住民がやり玉に挙げて〈殺人者の役は実際に人殺しをした人しか演じられないということ?〉〈森光子や山岡久乃など子供を産んでいなくても母親役を見事に演じている人はいる〉などといった批判を浴びました」(ネットライター)
もはや伝統芸能のような炎上の量産である。真木本人に悪気はないのかもしれないが、ツッコミどころ満載の発言であることは否めない。
つくづく懲りない印象だが、芸能ジャーナリストの竹下光氏はあきれ気味にその内情を語る。
「真木は大手芸能プロとマネジメント契約こそ結んでいますが、実質的には本人が代表を務める個人事務所の所属。業務全般を支えてきたのは実弟で、最近は事実婚関係にある16歳年下の俳優・葛飾心がサポートしている状況です。結局、真木の〝暴走〟を毅然と諫め、誤りを正す体制ができあがっていないのでしょう」
炎上しても油を注ぎ続けるブレーンばかりなのか。