芸能

番組出演本数が減少の一途…オードリーの影が薄くなった「使い勝手」問題

 2024年の番組出演本数ランキング(ニホンモニター調べ)で、ハライチ・澤部佑が初の1位に輝いた。総合すると578番組だという。その要因はひとえに平日の帯バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)レギュラー出演にあるのだが、それに加えて「世界頂グルメ」(日本テレビ系)、「いくらかわかる金?」(TBS系)、「日曜日の初耳学」(TBS系)など担当番組のアシストも大きい。

 さて、毎年激戦が繰り広げられる同ランキングだが、年々出演を減らしているコンビがいる。それがオードリーだ。

 春日俊彰は一昨年の2022年、528番組で3位につけ、2023年にはさらにランクアップが期待されたが、468番組で6位に後退。今年はさらに下げて8位(432番組)となっている。相方の若林正恭も2022年は9位(435番組)だったのが、2023年は18位(407番組)、今年は20位と圏外へ消えた。その理由は何か。

 若林は昨年9月まで「潜在能力テスト」(フジテレビ系)の司会を担当したが、これが終了。春日は「炎の体育会TV」(TBS系)でフィンスイミングやエアロビクスなどに挑戦してきたものの、昨年2月に終了するなど、出演機会を減らしている。

 それでも単発のゲスト出演など、いくらでもオファーがありそうだが…。

 例えば麒麟・川島明(今回の調査では539番組で3位)は「ラヴィット!」(TBS系)など、司会者としてのポジションを固めつつあるが、一方で「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)などの番組にも頻繁に顔を出す。ただ、若林はそうした立ち位置で呼ばれなくなった。

「それはやはり、芸人の層が厚くないケーダッシュステージという所属事務所ゆえ、先輩から呼ばれることがない、というのが一点。キャラ的にイジったり、呼びにくいという難点もあるでしょう。春日は単体で呼ばれるときちんとトークをこなしますが、例えばアルコ&ピース・平子祐希(478番組で4位)のように、使い勝手がいいわけでもないのです」(ベテラン放送作家)

「中堅芸人」からもうひとつ、抜け出したいところだが…。

(小清水岩男)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人「田中将大を獲る」阿部慎之助監督が語った「理由」がなんだかおかしくないか
2
【大相撲初場所】「てっぽう1日1000回」の尊富士が同学年のライバル「豊昇龍と大の里」を連続撃破する
3
「ワイドナショー」終了はロンブー淳の呪い「途中加入で番組打ち切りの法則」があった
4
Suicaが超進化「ウォークスルー改札」実現でも「えきねっとをなんとかしてくれ」不満爆発
5
「茶寿まで頑張る」宣言の加藤茶「さがみ典礼CM」の演出にムッとしてしまう件