来季からJ2で戦うコンサドーレ札幌は、7年にわたって指揮を執ったミハイロ・ペトロヴィッチ監督が退任し、来季からは岩政大樹監督の下で活動する。
チームを立て直し、1年でのJ1復帰が期待される岩政監督を、元日本代表の名良橋晃氏が自身のYouTubeで、芸人のワッキーと予想を行った。2人のやり取りをみてみよう。
名良橋「相当プレッシャーはあると思う。色があるじゃないですか。コンサドーレ、ミシャさんが作った色がある。(鹿島アントラーズの)鬼木監督と一緒で、新しいチームを作ってほしい」
ワッキー「キーマンだった駒井(善成)や菅(大輝)がたぶん、いなくなる。となると、ミシャ・サッカーの骨組みがなくなっているから、組み立てはそんなに難しくないんじゃないかな」
名良橋「岩政は監督としては、アントラーズで苦労した。ベトナムのハノイでタイトルを取った経験もある。悔しい経験も嬉しい経験も生かして、コンサドーレでしっかりチームを作ってほしい」
ワッキー「解説を聞いていても、やっぱりサッカーオタクっていうか、知識がすごい」
名良橋「いい解説者がいい監督、というのはイコールではない。分析だけでは監督として結果は出ない。選手は監督のためにとか、心。心技体は欠けてはいけない」
ワッキー「岩政先生は頭だけじゃなくて、ハートもありますよ。プレー見ててもそうじゃない」
ここで原博実氏の息子で元芸人の原大悟が、年下でもイジれる人物であると岩政監督の人物像を明かすと、名良橋氏とワッキーは驚き、こうアドバイスを送った。
「名前が岩政大樹といかつく、見た目も怖いが、札幌の選手とサポーターは思い切ってぶつかっていってほしい」
来季、札幌が強さを取り戻せるかどうかは、監督と選手、サポーターのコミュニケーション次第になりそうだ。
(鈴木誠)