今やテレビで見ない日はないほど“急騰銘柄”なのが、16歳の新CM女王・広瀬すず。世のオヤジ諸氏が「娘にしたい!」どころか、遠き日に抱いた切ない思いまでよみがえってしまうほど“若鮎の魅力”に満ちている。
「若い女優のCMでこれほど急激に注目を集めたのは、新垣結衣以来じゃないでしょうか。ガッキーも『ポッキー』(06~08年)が引き金となりましたが、彼女も『ゼクシィ』(14~15年)のCMから企業が一斉に参入しました」
語るのは美少女評論家の高倉文紀氏である。16歳でウエディングドレスを着た「ゼクシィ」のCMで「あの子は誰?」と騒がれ、現在も「ソフトバンクモバイル 白戸家」のCMで樋口可南子の少女時代を、さらにドラマでも「学校のカイダン」(日本テレビ系)で初主演を射止めた。
すずは姉の広瀬アリス(20)と同様に雑誌「Seventeen」の専属モデルを務め、早くから同性の間で人気を集めていた。
「女の子だけの支持にとどまらず、若い男性にも、さらには年配の男性にも幅広く人気があるのが特徴です」(前出・高倉氏)
姉妹のいずれにもインタビューしたことがある高倉氏によれば、芸能界への道のりは同じだが、2人の性格は対照的だとか。
「姉はボーイッシュで積極的ですが、妹は最近の芸能界の子には珍しいほど人見知りをする。初めて会う人に対しては、特に緊張します」
近年の女優でいえば、能年玲奈が同タイプだとか。そんな広瀬のプライベートで目を引くのは、16歳らしからぬ食生活。アイドル評論家の織田祐二氏が言う。
「好きな食べ物は『干し芋』と『ニラ』なんです。特にニラは、週に4回も『ニラ鍋』を食べているそうですから、こだわりが強い」
ニラ鍋と結び付くかどうか不明だが、人見知りではあるものの、いざ向き合った仕事では「度胸がある」と言うのは前出・高倉氏だ。
「オンエア中の『学校のカイダン』も、ナチュラルでありながら度胸のある芝居を見せていますね。そこが多くの媒体に起用される理由かもしれません」
とっておきの“度胸”を見せていたのは、昨年4~6月にオンエアされた「ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~」(フジテレビ系)でのこと。広瀬は主演の佐藤健の妹役を演じ、第1回で早くも“見せ場”が訪れた。
「佐藤健が広瀬の部屋のドアを開けたため、着替え中の彼女が映し出された。上はピンクのブラ1枚という姿で、怒った表情で佐藤にコートを投げつけるんです。その勢いで胸の谷間が揺れるのですが、予想外に豊満に見えたので驚きましたね。CMではわからなかったけど、体が細い分、サイズ以上に胸が強調されるようです。ほんの10秒ほどの短いシーンですが、お宝映像になることは必至です」(前出・織田氏)
ちなみに姉のアリスも映画「銀の匙 Silver Spoon」や、下着メーカー「トリンプ」のイメージキャラクターとして、何度となく胸の谷間を公開している。性格こそ違うが、競うように大胆になっていく艶姿を見ると“オヤジ殺し”の要素は十分。
一つ気をつけるとすれば、やはり「恋愛スキャンダル」であろう。
「1年前にジャニーズJr.の宮近海斗とのツーショット写真が取りざたされた。事務所の先輩の北乃きいが『ホテル帰り写真』が掲載されて人気が急降下した例もあるので、気をつけてもらいたい」(前出・織田氏)
全てのオヤジたちの願いでもある。