末恐ろしき10代である。今や売れっ子女優として、トップに君臨しようかという広瀬すず。その勢いは順調な仕事ぶりばかりか、ボディの成長まで後押ししていることが判明した!
2019年度前期に放送されるNHK連続テレビ小説「夏空」で、広瀬すず(19)がヒロインを務めることに決まった。
とはいえ、通算100作目の連続テレビ小説となる同作について、NHKが11月20日に行った発表会見は“異例中の異例”だった。
夏の北海道での撮影を必要とする「気候の問題」と、過労自殺が社会問題になる現状を踏まえた「働き方改革」を発表の理由としてあげる同局だが、まだ99作目「まんぷく」のヒロインが決定する前だというのに、この“超高速発表”には、さまざまな憶測が飛び交っているのだ。
「広瀬サイドの強い要望があったと聞いています」と語るのはテレビ関係者。
「『夏空』は日本のアニメ草創期を描いた作品なんですが、おおまかな企画の段階からヒロイン役として広瀬が想定されていたようです。超売れっ子である広瀬のスケジュールを押さえなければならないNHKに対し、それを飲む代わりに広瀬の事務所が早期発表を提案したんですよ」
「夏空」出演の発表を広瀬サイドが急いだのには理由がある。
「朝ドラ主演の件が発表されていることで、彼女がCMキャラクターを務める通信会社や食品会社、製薬会社らスポンサー企業との契約更新でギャラ交渉を圧倒的に優位に進めることができるからです。業界では『朝ドラヒロイン』の肩書があると『CMギャラ3割増』とも言われている。すでに知名度があり、多額のギャラをもらっている広瀬でも、少なくとも2割の上積みは見込めるでしょう」(前出・テレビ関係者)
早期発表による番組の宣伝効果も計算できるため「事務所とNHK、双方のメリットが一致して“ウィンウィン”の形で発表に至った」(前出・テレビ関係者)のだという。
デビューから5年で芸能界の頂点に駆け上がっている広瀬だが、成功の影に事務所の巧妙な“経営戦略”が指摘される。
「彼女は“超高収益女優”と言われているんですよ」
こう口にするのは広告代理店関係者だが、その背景には同じ事務所に所属する姉・広瀬アリス(22)の存在があるという。
「広瀬姉妹を抱える事務所は、姉・アリスに“セクシー路線”を、妹・すずに“清純派路線”を歩ませているのですが、これは両者のキャラを引き立たせて“広瀬ブランド”を高めるためです。個々の仕事が姉妹そろっての仕事も呼ぶんです」
今年、広瀬姉妹の快進撃を象徴する2本のCMがあった。
「以前からアリスが『オフィスでチアリーディングを行い、社員を励ます』という内容の清涼飲料水のCMに出演していたんですが、なんと今夏、すずも目薬のCMでオフィスを舞台にチアリーダー姿を披露したんです。路線の違う美人姉妹同士、まったく同じ趣旨のCMに出演することで比較され、注目度が激増する。事務所の戦略がピタリとハマった瞬間でした」(前出・広告代理店関係者)
双方が仕事で広瀬ブランドを高めつつある中、プライベートでも姉妹仲は良好のようだ。
「芸能界では兄弟、姉妹で実は仲がよくないというケースは多々あるのですが、広瀬姉妹の場合、それぞれの個別のインタビューなどでも、聞かれていなくても普通に名前や話題が出ますから、本当に仲がいいのだと思います。妹のすずは、現場でも落ち着いていて真面目な印象。どちらかというと姉のアリスのほうが活発なイメージですね」(映画ライター)
そんな姉妹にあって、多数のCM・ドラマ・映画のみならず、1年半後の朝ドラ主演も内定した妹・すずの激務に拍車がかかっているのも事実。現在、彼女は19歳。当然、遊びたい盛りの年齢である。