女優・広瀬アリスとすずの兄で、24歳の無職・大石晃也容疑者が1月15日、静岡市の路上で酒気帯び運転の末に追突事故を起こし現行犯逮捕され話題になっている。当の大石容疑者は「酔いはさめていると思っていた」と容疑を否認も、検査によるアルコール量は基準値を超えており言い訳の余地なし。大事故ではないだけに、本人に猛省を促すだけで済む問題ではあるものの、姉妹が今をときめく広瀬シスターズ、しかもすずのほうは、主演を務めるドラマ「anone」(日本テレビ系)がスタートしたばかりということで、その波紋は小さくない。
「広瀬姉妹の兄ということも驚きですが、世間が特に驚いたのは、24歳の兄が“無職”という事実。妹たちがあれだけ芸能界で活躍している裏側を見たようで、ショックを受けている人が多い。さらにこの事実が明るみに出たことでアンチを中心に久々に“広瀬すずディスり”が盛り上がってしまっているんです」(エンタメ誌記者)
ネット上で特に掘り下げられているのが、すずが15年に「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)で、照明スタッフや音声スタッフに対して放った発言なのだとか。
「『どうして生まれてから大人になった時に、照明さんになろうと思ったんだろうと思う』『何で自分の人生を、女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう。大人になって年齢を重ねるとともに本当に声を録るだけでいいの?』という、本人に悪気はなかったのかもしれませんが、結果的に番組を支える裏方スタッフを軽視した衝撃発言は一斉に広瀬アンチを増やしました。いまだに広瀬アンチが少なくないのはこれが大きな原因。常日頃から思ってなければ言えないことですからね。それで、ようやくお茶の間も忘れかけてきた頃に無職の兄が酒気帯び運転で逮捕。今さらながら、よくぞ“無職じゃない”テレビの裏方スタッフを軽視できたものだとブーメラン状態のようです」(女性誌記者)
ネット上では〈どうりで兄貴の話が出ないはずだ〉〈照明スタッフをバカにする前に兄を更生させたってwww〉〈コネでテレビ局の裏方仕事を紹介してあげたら?〉〈どうして大人になったとき無職になろうと思ったんだろう…〉など、批判や小馬鹿にしたコメントのオンパレード。姉妹にとってはトバッチリもいいところだが、人気タレントの家族は、その不祥事もより注目を集め、当のタレントの生命線である人気に直結してしまうことを如実に示す騒動といえよう。
(飯野さつき)