日本選手メジャーリーガー5人を擁し、2日間で8万人超の観客を集めたMLB東京シリーズ。待望の大谷翔平「今季1号」もあってか大盛況だったのが、関連グッズの売り上げだ。スポーツ紙デスクが語る。
「試合開始が19時にもかかわらず、東京ドームのグッズ売り場は朝から大賑わいでした。特に3月19日は降雪の荒天にもかかわらず、朝10時前から傘をさして待つファンの長蛇の列ができており、改めて大谷フィーバーのすごさを実感しましたね」
開幕シリーズのグッズを製作したファナティックス社の発表では、実に4000万ドル(約59億円)の売り上げがあったというのだから、高笑いが止まらない。
もちろん、この商機をミスミス見逃す手はなしと、各社から大谷関連商品が続々、発売されている。出色なのは「MLB 2025 ドジャース 大谷翔平 ボブルヘッド ストールン・ベイス Ver.」(@Loppi・HMV限定)だ。
ベースに滑り込む姿を見事に再現している、スライディング姿のボブルヘッドはレア…などと好評。しかし中には「これはブロークン・ショルダー・バージョンだ」と指摘する声があった。
「滑り込む際に左手を地面に付いたポーズは、昨年のワールドシリーズ、ヤンキースとの第2戦で盗塁する際に左肩を亜脱臼した、あのスライディングと同じです。現在は左手を前に抱えて滑り込むフォームに変えており、今年はこのスライディングフォームは見られませんが」(前出・スポーツ紙デスク)
2024年で見納めの盗塁ポーズとしては、2万円超のお値段でも価値あり、か。