かたや苦境が続くのが居残り組だ。
「今や時の人となった渡邊と同期である佐久間みなみアナ(27)は何をしてもパッとしない。昨年発売したフォトブック『みなみから』(講談社)では、ピチピチのフィギュアスケート衣装でY字バランスを披露するなど、局アナとしてはギリギリの露出で頑張ったものの、大した話題になりませんでした。さらに彼女はMCを務める『すぽると!』のテーマソングをみずから歌唱しているのですが、なぜか黙殺状態。プロ顔負けの美声の持ち主にもかかわらず、もどかしい限りです」(芸能ライター)
中居を巡るトラブルでは佐々木恭子アナ(52)が「被害報告を放置した」と猛批判を浴びたが、その余波は別のアナを直撃して、
「斉藤舞子アナ(43)は、20年末に当時の警視庁捜査一課長との会食に参加したと報じられたことで『局ぐるみの上納が存在する証拠』との言われよう。まるで〝被害〟にあったも同然ですが、現在、日曜の朝と昼のニュースしか目立った出番がなく、充実感より心労のほうが大きいでしょう」(同局関係者)
辞めるに辞められないのが西山喜久恵アナ(55)だ。
「彼女は昨年11月、新人の上垣皓太朗アナ(24)の『容姿イジリ』動画拡散で大炎上。2月にインスタグラムで『つば九郎の中の人』を追悼した際も『上垣アナに謝れ』のコメントが見られました。昨夏、局次長職ゼネラルアナウンサーに昇進したばかりで、今辞めるという判断はないでしょう」(芸能ライター)
今は土砂降りの雨がやむのを待つ心境か。
他にも、イケメン俳優・岡田将生(35)と結婚秒読みと見られていた鈴木唯アナ(31)は失意の破局。杉原千尋アナ(29)には「ストレスによる激太り」が指摘されるなど、居残り組は上がり目がない状況なのである。
さらに、この先を占う就活戦線においてもある変化が。
「かつては、フジを第一志望に挙げるアナウンサー志願者が多かったのですが、十数年前から民放では日本テレビが一番の人気。次いでテレビ朝日で、フジは3番手に甘んじている状況です。上納疑惑がさらなるダメージとなるのは避けられず、26年以降の就活市場では、TBSはもちろんテレビ東京に抜かれても不思議ではありません」(同局関係者)
かつてペリー来航に備えて建設された堅牢なお台場は、今や品川沖に沈みかけている。再浮上の糸口はなかなか見出せそうにない。