女優やファッションモデル、キャスターとしても活躍する桐谷美玲(25)には、ほっこりするこんなエピソードがある。
約2年前に桐谷の屋外ロケに立ち合った雑誌記者は、そのときの様子についてこう振り返る。
「ロケ現場が東京北部の寂れたところで、桐谷さんの待機場所として“あっち系”のホテルしか確保できなかったんです」
ホテルの外観を見るなり、女性マネジャーは大激怒。緊迫の事態に発展した。
「こんなところで着替えさせるんですか! うちの桐谷を何だと思っているんですか!」
だが、当の桐谷本人は、そんなやりとりを尻目に
「私、こんなところ来るの、初めてなの~」
と、はしゃぎながらまんざらでもない顔でホテルに入っていったという。さらに、撮影スタッフの一人が誕生日だと知った桐谷は、
「○○さん、いつもありがとうございます」
と、直筆のメッセージカードをプレゼントする気配りまで見せたのだった。
桐谷と同じモデル出身だが、高飛車なもの言いで現場を困惑させたのは北川景子(28)だ。現在、タレントのDAIGOとの熱愛が報じられている彼女の本性を、前出の広告代理店社員が明かす。
「約1年前のCM撮影でのことです。台本に目を通した北川さんが突然、眉間にシワを寄せて、すごい剣幕で監督のもとに歩み寄っていったんです」
そして、北川はこう言い放ったのだ。
「こんな安っぽいセリフは、“北川景子”として格好悪い。絶対に言いたくない!」
北川がダダをこね始めたため、いったん撮影はストップ。それから約1時間後──。
「北川さんが言えば、どんなセリフだって格好良くなりますよ」
このように監督になだめられた北川は、
「それもそうね」
と、ようやく機嫌を取り戻し、撮影に応じたという。