「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)や「ヨソで言わんとい亭」(テレビ東京系)などで活躍する、グラドルの手島優(32)が明かす。
「撮影中はニコニコ笑顔を浮かべて『時間は気にしないでくださいね』とスタッフに媚びを売る一方で、楽屋に戻るなり『あー、超だりぃ。本当なげーよっ』と豹変する子もいますよ。清楚で可憐なイメージで売っている子が、交友関係がすごく派手だったり、そういうのは珍しくないですね」
11年のNHK大河ドラマ「江」から、しばらく姿を消した上野樹里(28)はまさに清楚で可憐がウリだった。現在、放送中のドラマ「ウロボロス」(TBS系)では刑事役として出演中だが、演技へのこだわりの強さが周囲との確執を生むこともあるようだ。
出世作でもある「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)で演じたヒロイン・野田恵のイメージから脱皮できないことが、上野の大きな悩みのタネ。
「あー、今の演技は『のだめ』っぽい。全然ダメ。もう1回」
監督がOKを出しても、本人が納得するまで何度も撮り直しを要求することもあるという。
「演技に煮詰まると控え室から出てこなくなる。そんな上野の言動に、うんざりしている撮影スタッフや共演者は少なくないですよ」(テレビ誌ライター)
人気美女たちの本性について見てきたが、世間から悪女として見られる手島はこう語る。
「私もあえて毒舌キャラを演じている部分があります。ただのいいコだけでは、仕事にならないんです。華やかな芸能界でスポットライトを浴びるには、負けず嫌いで我が強いくらいじゃないと務まらないってことですよ」
浮き沈みの激しい芸能界。驚きの本性を隠す、したたかさもまた必要だということか。