ほしのあきのグラビア撮影での出来事だった。同行したアイドル誌のライターが振り返る。
「ロケバスで移動した際、車内ラジオから『ニャン、ニャン♪』って変な歌が流れ始めたんです」
ひたすら「ニャンニャン」と連呼するシュールな曲に、このライターは爆笑し、こう言ってしまった。
「何だよ、コレ。ひっでぇ曲だなあ」
しかし、彼の笑い声とは裏腹に、なぜか車内は重い空気に変わったという。
「スタッフたちは青ざめた表情で、あきちゃんだけが顔を真っ赤にしていました。そして、顔を引きつらせた彼女にこう言われました。『コレ、私の曲なんですけど!』と」(前出・アイドル誌ライター)
また、同じくグラドルだったMEGUMIのインタビューをした際には、
「グラビア撮影の合間に、雑談を交えながら軽いインタビューをしていたのですが、CDデビューしたと小耳に挟んでいたので、『どんな曲なんですか?』と聞いたんです。するとその瞬間、彼女は急に眉間にシワを寄せながら、『ハァ~? 聴いてないんですか!?』ってブチギレて…」(前出・ライター)
ちなみにそのデビュー曲とは、故・坂本九の名曲「見上げてごらん夜の星を」のなんとレゲエバージョン。明らかな“迷曲”である。
「聴いてるわけねーだろっ! ってうっかり逆ギレしそうになりました」(前出・ライター)