東日本大震災から4年を迎えた3月11日、千葉県船橋市の非公認キャラクターのふなっしーが、自身のツイッターを更新し、追悼メッセージを送った。
「ふなっしーは、番組のロケで南極へ向かっていましたが、地震発生時刻の午後2時46分前にツイッターを更新。『もし、忘れさられるのではと寂しさを感じている人がいたら声を掛けさせて欲しい。頼りにならないかもしれないけど。背中を押させてください。この日を必ず忘れないから安心してください』と、トレードマークの“なっしー”をつけないで真摯につづっています」(スポーツ紙記者)
正体不明のゆるキャラ・ふなっしーだが、特許庁の「ふなっしー」商標登録データベースには出願者としてK氏の名前が記載されている。普段はおちゃらけてばかりのふなっしーだが、“中の人”はイケメンというだけでなく、かなりまじめな人柄だという。
「K氏はふなっしーに入っていない時には、“ふなっしーのマネジャー”を演じています。現場で挨拶に行こうとすると、『それは私にですか? それともふなっしーにですか?』と聞いてくるんです。それで『ふなっしーに』と答えると、『では、後であらためて挨拶させますので』と言って、スッとその場を離れるんです。しばらくして、ふなっしーの姿で現れると例のハイテンションで挨拶してくれました」(広告代理店関係者)
「みんなが一つになったこの日を。みんなの声が東北に届くように。空の上にも届きますように」と被災者を追悼したふなっしー。“中の人”のそんなマジメさが人気が長く続いている秘密なのかもしれない。