あれだけ酔っていたら、次の日には本人に記憶などないだろう。しかし、目撃した側は一生忘れない。酒場で出くわした衝撃の一夜について、目撃者たちが証言する。
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アルコールが入ってしまえば、セレブであろうが酔いは止められない。
泥酔して底抜けの明るさを披露したのは、森泉(29)だ。たまたま近くを通りかかった通行人が話す。
「土曜日の深夜でした。かつて、のりピー事件の際に注目を浴びた西麻布のクラブから森が男友達、モデル風の女性と3人で出てきた。彼女らはご機嫌で、人目を気にすることもなく、あやまんJAPANの『ぽいぽいぽいぽ、ぽいぽいぽぴ~♪』をアクション付きで楽しそうにやり始めたから、ドン引きでした。ちなみに、男性よりも女性陣2人のほうがはるかに長身だった。両サイドを挟まれた男性は“捕まった宇宙人”みたいでした(笑)」
一方、セクシー歌姫・谷村奈南(24)は新宿2丁目のゲイバーにて、ハイテンションで飲酒しているという。
「谷村が通うバーは、店内のそこかしこに彼女のポスターが貼られている。いわばホームグラウンドで、よく母親と連れ立って来店しています。2人して痛飲しては、カラオケを歌いまくるのですが、目を引くのは母親の胸の膨らみなんです。Fカップの谷村にひけを取らないほどの豊満ぶりで、遺伝を痛感させられます」(2丁目関係者)
続いての飲んだくれは、吉高由里子(23)だ。用賀にある焼き肉店に通い詰めて、気分よくハジけているという。何度か目撃した客が言う。
「週に2~3度は顔を出しているのではないですか。しかも、ほとんど1人で来るのに、かなり飲むし食べる。それだけの常連だからか、店員やバイトに『今いくつ?』『恋人いるの?』なんて、やつぎばやに質問していました。繁盛店で忙しいから正直、迷惑じゃないのかな。しまいには他の客にも話しかけ、『このミスジっていうのがおいしいんですよ』と他人の注文まで仕切り始めていました」
誰もがはしゃいでいた12月24日のクリスマスイブ。目黒のイングリッシュパブに現れたのは前出の佐々木希だった。外国人の男女や日本人のイケメン男性などと連れ立って飲み、相当に酒が入っている様子だったという。
「店内は広いフロアなんですが、他の客にも聞こえてしまうほど大きな声で『(とんねるずの?)貴さんとか~、本番前にピリピリしてるからやりづらい~』『やっぱりナイナイがやりやすいよね~』などと番組共演者の感想を述べていた。かと思えば『甘い物食べたくなっちゃった~』とイケメンに甘えだし、最後は『もっと酔いたい。六本木で朝まで飲むぞ~!』と絶叫するや、『タクシー呼んでよ!』と店員に要求して、程なくグラサンを装着して颯爽と出て行きました」
華原朋美が歌手復帰宣言!
ところで、酒を飲んだからといって楽しくなるばかりではない。
いくら飲んでも寂しい酒となってしまう美女たちもいるようである。
9月下旬、三軒茶屋のごく庶民的な焼き鳥店に男女1人ずつと連れ立って、夏川結衣(43)が来店したという。カウンター席のみの店内は、隣に座る客同士の体が触れ合うほどの狭さだが、彼女は気にすることもなく飲み始めた。
「手始めに、物凄い勢いで生ビールを2杯飲み干した。そして、ボトルの焼酎に移行して、お茶割りを飲みながら焼き鳥をバクバク食べていました」
こう語るのは、事の一部始終を目撃していた芸能記者だ。耳をそばだてて聞いていた、会話の内容に関してこう続ける。
「店内はうるさくて、彼女が話す声はなかなか聞こえませんでした。ところが、『私は今1人』とか『1人で寂しい』という言葉だけは何回か聞き取れた。よほど大きな声で自身の不遇を訴えていたのでしょう」
実際に“1人飲み”が目撃されたのは、柴咲コウ(30)だ。
11月上旬の深夜、彼女は池尻大橋にあるバーにふらりと訪れた。
偶然に来店していた客の一人が語る。
「彼女は常連客のようで、バーテンと親しげに話し始めたのですが、時々、真剣な表情を浮かべていました。何とか会話の内容を探ると、柴咲は結婚がしたいということをバーテンに相談していたようです。『寂しいんだよね、自分 ‥‥』というフレーズを何度となく口にしていた」
美女たちは同じような悩みを共有しているのか、黒木メイサ(23)までもが男関係の愚痴をこぼす現場を押さえられていた。
「9月頃、彼女は目黒区内の居酒屋で深夜に4~5人集まって“女子飲み”をしていた。ボトルを空けるほど酔いが進むと、彼女は『何で本当の恋愛ってなかなかできないんだろう?』と、つぶやいていましたよ」(目撃者)
男絡みではないが、酒場で心からの叫びを吐露したのが、華原朋美(37)だ。
彼女は現在、芸能活動を休止中だが、10月31日に兄のブログで芸能界復帰に向けて準備していることを語っていた。当時は海外で自分磨きをしていたそうだが、年末、母親が錦糸町で開店した居酒屋に顔を見せたというのだ。
「キャップを目深にかぶってはいましたが、朋ちゃんそのもので、常連客に『今、ボイストレーニングをしていて、地方で営業してでも歌手をやっていきたい』みたいなことを言っていました。『脱げとか本を書けとか、もうあちこちから言われるけど、私は歌手をやりたいの』とキッパリでした」(居合わせた飲食店関係者)
一方、先頃再婚した吉川ひなの(32)は幸せいっぱいのはずだが、楽しい酒で泥酔ばかりしているというわけではない。
10月半ば、都内・城北地区の居酒屋でのことだ。
「一癖も二癖もあるような酔客が集う店で、しょっちゅう客同士のケンカも始まる。地元でも有名な大衆居酒屋です。実は彼女の夫の父親がこの店の常連で、夫婦そろって呼び出されたために、ひなのは来店することになった。店内は『あの美女は誰?』と場違いな客に色めきたっていましたが、彼女は場になじめていませんでした。しかも妊娠中で、ウーロン茶を飲みながら顔をひきつらせて固まっていた」(現場を見た客)
さまざまな酒宴で、今宵もテレビ美女たちの姿が見受けられそうだ。