スポーツ

2強危うし?プロ野球「最終ペナント大予想」!(2)黒田復帰で広島は?

20150402c

 黒田博樹(40)の復帰で盛り上がる広島には、2位予想が集中した。

 伊原春樹氏が言う。

「黒田の勝ち星自体は1年で10勝かもしれません。それでも彼の言動や投げる姿だけでチームは底上げされるでしょう。バッターに対して逃げず、動くボールとはいえストライクをポンポン取って“打てるものなら打ってみろ”という姿勢が若いピッチャーたちの潜在力を伸ばしますよ」

 一方で江本氏は、巨人を追ううえで広島に足りない要素は黒田だけでは埋まらないと分析する。

「黒田がバリバリに勝ちまくることを期待してはいけませんよね。5~6回を2~3点に抑えて勝てればいい。負ける場合もある。そうした場合、昨年9勝したバリントン(34)=現オリックス=の穴を埋めるだけですよ。では、ミコライオ(30)=現楽天=の25セーブはどうやって埋めるか。昨年までの勢いでムードはいいですし、交流戦で失速する傾向の強かった広島にとって、交流戦の試合数が減ったことは好材料です。それでも1位まで上り詰める上積みが見えないですね」

 阪神も同様だという。

「去年はゴメス(30)、マートン(33)、メッセンジャー(33)、呉昇桓(32)の助っ人がそれぞれタイトルを獲得した“4冠”のおかげで2位だった。今年も4冠ならAクラスでしょう。でも、4人がそろって前年どおり活躍するなど、そううまくはいきませんよ。結局、広島も阪神も昨年は調子の悪かった巨人に7ゲーム以上の差をつけられたのに、その差が解消されていませんよね」(江本氏)

 中日は浅尾拓也(30)や吉見一起(30)、ヤクルトの場合は由規(25)や館山昌平(34)らの復調が躍進の鍵となるが、いずれも不確定要素が強く、計算しづらい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」