4月10日に7年ぶりの地上波放送となった芸能界一の麻雀強者を決める「THEわれめDEポン」(フジテレビ系)。その放送の中で極めて難しいとされる役満「国士無双」を作り、勝利したことで注目を集めた俳優が萩原聖人である。
「萩原は数々の麻雀大会で優勝経験があるほどギャンブル運が強い。それはドラマ『しあわせの決断』(フジテレビ系)の撮影中にも現れた。パチスロの目を揃えられず落ち込むというシーンだったのですが、彼は1発目からスリー7を当ててしまいNGになったことも。あまりにギャンブルが強いため、本業の俳優よりも麻雀の世界で活躍するようになっていきました。もっとも、和久井映見との離婚原因もギャンブル依存が招いたと噂されイメージダウンに繋がるなど、必ずしもいいことばかりではなかったようですが」(芸能記者)
一時期は麻雀や声優の仕事が増え、ドラマへの出演が激減していた萩原だが、今クールは「アルジャーノンに花束を」(TBS系)や「64」(NHK)など、麻雀以外も絶好調の活躍をみせる。しかし、そんな彼を毛嫌いしている人物がいるという。
「萩原と不仲だった芸能人といえばキムタクです。1994年『若者のすべて』(フジテレビ系)で共演した際、萩原から『俺らは役者として芝居をやるんで。アイドルの芝居はどうかわかんないですけど』と直接見下した発言をされたことでキムタクは激怒。その後、2人の間には確執が生まれ、現場で全く口をきかなかったそうです。それから10年以上が経過し『華麗なる一族』(TBS系)で再共演した時は、表向きには何事もなかったように接していたようですが、負けず嫌いなキムタクが本当に許したかどうかはわかりません。しかし、彼が俳優をやっていくうえで、年齢も近い萩原の存在は大きな刺激になったはずです」(前出・芸能記者)
現在、キムタクが主演するドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)の初回視聴率は、今期首位の好スタートとなっている。萩原との確執時代はまだ実績の少なかったキムタクだが、現在はお互い役者として認めあっていることだろう。