元ヘキサゴンファミリーの一員だった大阪在住のシンガーソングライター「RYOEI」が4月15日、6年ぶりの新曲を発表。その歌詞を、あの島田紳助が提供したという。さっそく紳助の近況を聞くべく、RYOEIを直撃した!
11年8月に芸能界を引退した紳助の動向は、最近ほとんど聞き及ばない。一時期は復帰説も噂されたが、今どうしているのか。
RYOEIが話す。
「紳助さんは昵懇な間柄の人たちとゴルフや野球、食事会、さらには旅行を満喫されたりしていますね。僕は1カ月に1回くらい会ってます。たまに御飯を一緒に食べたり。だいたい5、6人で、芸人さんもいらっしゃいますよ」
紳助は身内や懇意な人たちと行きつけの店でざっくばらんに会食し、変装するそぶりも見せないという。
「本当に気心の知れた仲間ばかりなので、いつもカジュアルな格好ですね」
もともと野球好きで知られる紳助だが、今でも年に何回か試合を行っている。
「僕はタイミングが合えば、たまに一緒にやらしてもらってる感じです。芸人さんも参加されたりしてますね。僕はゴルフも旅行もご一緒したことはないんですけど、海外旅行だとハワイとかですかね」
このように紳助は今、ストレスもなく、悠々自適に暮らしているようだ。
そもそもRYOEIにとって紳助とは、どのような存在なのだろうか。
「恩師であり、父親のような存在です。メジャーデビューまでバックアップしてもらったし、『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)にもたびたび出演させていただきましたから」
恩師と仰ぐだけに、紳助が芸能界を引退したあとも親密な関係にあり、今回の新曲「恋をした」と「好きになってもいいですか」(両A面シングル)でも、歌詞提供を受けた。
「カップリング曲『好きになってもいいですか』はカシアス島田作詞で、これは作詞家としての紳助さんの作品。実は1年前に制作したものだったんですけど、僕も気に入ってて。紳助さんに確認を取ったらOKが出て、それで決まりました。紳助さんはたくさん詞を書かれていて、これまでも提供を受けています。歌詞に僕がメロディをつけて、里田まいさんや、羞恥心とかが歌ってたんです」
RYOEIは沖縄・石垣島出身。06年公開の映画「佐賀のがばいばあちゃん」の主題歌「ばあちゃん」の作曲を担当し、その縁で島田洋七から紹介を受け、06年11月から紳助の経営する「Bar HASEGAWA」(大阪市中央区)のライブにも出演するようになった。
「月に1回歌わせてもらってるんで、そのライブにもたまに紳助さんは来られます。お客さんはみんなビックリされてますね(笑)」
今回の新曲発表で、紳助から応援メッセージが届き、RYOEIは自身のブログにアップしている。そこには〈一番ドキドキしたのは1人で京阪に乗って枚方の病院に行った〉ことで、〈切符の買い方がわからず、まるでニューヨークで迷子になった子犬のようでした〉など、近況もつづられている。自分の思いを言葉にして公表したのは、引退後初めてだろう。
はたして今後、芸能界復帰はあるのか。ある筋から「レゲエ歌手に転身する」という情報を入手したのだが。
「ハハハハ、それはないです。表舞台に出てくることは、もうないでしょう。芸能界復帰は絶対にないと思いますよ」
そうRYOEIはキッパリと言い切った。