桑田佳祐、ウルフルズ、Mr.Children。どんなに人気のミュージシャンでも、発売拒否、歌詞変更、放送中止の憂き目に遭いながらファンに思いを届けてきた。
〈儲かる話とクスリにゃ目が無い〉〈ドラマの主役にゃ燃えている〉
94年に桑田佳祐が発表した「すべての歌に懺悔しな!!」のフレーズ。その歌詞が長渕剛を揶揄したのではないかと騒動になった。
「長渕は『俺は桑田を絶対に許さない!』と激怒。桑田は『自分のことを歌った』と弁明した。発売中止ではないが、コンサートで歌うことはないようです」(音楽関係者)
ウルフルズの大ヒット曲「ガッツだぜ!!」も歌詞が問題となった。
「『モテたい、ハメたい』の歌詞がNHKの基準にひっかかり、『モテたい、ホレたい』に変更された。紅白に出場した際には、『白組頑張れ』などと言ってお茶を濁してました」(レコード会社関係者)
Mr.Childrenの名曲「名もなき詩」も歌詞の一部に放送問題用語があるとの指摘を受けた。
「のちに、その問題のフレーズを『言葉では足りん』と差し替えた曲を収録したCDを作成しています」(前出・音楽関係者)
これらの曲に込められた真意を知れば、いつの日か封印が解ける日が来るのかもしれない。