13年には「映画 鈴木先生」で、学校の教室に乱入してきた暴漢に「今から君を…」と脅され、制服のジャケットを脱ぎ、ブラウスの袖のボタンを外し、リボンを解いて胸元のボタンを外し‥‥という難しいシーンに挑戦。
さらに妄想シーンでは、バストの谷間がハッキリ見えるほど胸元が大きく開いた赤のキャミソールを着て、「一晩で5人も相手すると‥‥さすがに疲れるわ」「お客さんもどう? 安くしとくよ」とタバコを吹かしながら迫る妖艶な役柄を演じてみせたのだった。
「土屋の魅力は、こうした場面を演じても決して清潔感を失わないところにあります。この魅力のベースにあるのがファンの間で『処女である可能性がほぼ100%』と言われている私生活です」(小松氏)
実際、土屋は最近まで、
「一人前の女優さんになるまで恋愛はしないと心に決めていた」
と公言していた。しかし、今年3月のインタビューで、
「恋愛感情を無視すればするほど恋愛をする役がすごく増えてきて。ちゃんと人を好きになるという心をこれからは大事に」
と、恋愛解禁どころか処女喪失宣言では、とも取れる発言をしている。
この真意を小松氏はこう読み解く。
「役のために黒髪のロングヘアをバッサリ切ったり、高校2年の時には、滑舌を改善するため舌の裏側を切る手術をしたほど、女優になるための努力は惜しまない性格。全力で“恋愛をする努力”をするのかもしれません」