「あまちゃん」のBS再放送が好調だ。対照的に、主演の能年玲奈(21)には暗雲が漂っていた! 能年には事務所独立の動きがあり、裏には“黒幕”と言われる男女の存在があったのだ。
その男女とは神崎正臣・滝沢充子夫妻。
滝沢氏は劇団を主宰する演出家で振付師。能年の所属事務所が、能年の演技指導を依頼したことで2人は知り合った。能年は滝沢氏を「生ゴミ先生」と呼ぶが、その由来は、滝沢氏が能年に対して放ったひと言がきっかけだ。
「あなたはこの仕事をしなければ生ゴミね!」
当初はショックを受けた能年だったが、そのとおりだと自覚し、以来、滝沢氏を演技の師と崇めている。
まず相手を貶めることから始め、いったんパニック状態にしてから尊敬や信頼を得る──。TOSHIの「化け物アゴ男」呼ばわりを彷彿とさせるような“洗脳”エピソードだ。
神崎氏は85年に漫画家としてデビュー。86年SF漫画「重機甲兵ゼノン」がヒットしたが、以降ヒットに恵まれていない。そんな神崎氏は「あまちゃん」がブレイクした頃からツイッターで能年の所属事務所批判を繰り返した。一昨年8月には、
〈19歳を19時間労働で月給5万契約でそいつの著作権肖像権も雇ってる会社の権利だから払う必要はないって言い張るとんでも会社はどんな罪にとわれる?〉
と、給料暴露とも取れる過激な投稿をしている。
昨年の「FRIDAY」3月14日号には能年と神崎・滝沢夫妻が仲よくアウトレットで買い物をする姿も掲載されており、三者の関係は家族ぐるみで、公私にわたるものだったようだ。